3月半ばにミョウガの地下茎を植え付けして約3ヶ月が経過しました。

地下茎からは、いくつも芽が出てきて成長が喜ばしいのはもちろんなんですが、ふと、疑問がわいてきました。
「これが、全部収獲できるような紅色の蕾になったとしても全部、食べられるんだろうか?」
というのも、最初は、こんなに育てる気はなかったのですが、売っていたミョウガの地下茎が1袋にたくさん入っていました。

この1袋で、プランター5つ分、いや、それ以上?はあったので、たくさんのプランターに植えることになったんです。
どんどん芽が出るにつれて、「紅色の蕾だけでなく、他に食べられる部分はないんだろうか?」と調べているうちに、ミョウガダケにして育てると、また違った食材になることを知りました。
そこで、最近、出てきた芽をミョウガダケになるように育てることにしました。
初めてなので、どうなるのか?ですが、チャレンジしてみます。
ミョウガダケとは?
通常、スーパーで売っているミョウガというのは、開花前の蕾の部分が土の中で育っているうちにふくらんで、綺麗な紅色になった頃に収獲して料理に使う野菜です。それに対して、ミョウガダケは、春にミョウガの新芽が出たときに、日に当てないようにして、土やもみがらなどを芽にかけることによって、芽や茎の部分を軟化させ、白色になるように育てて、その茎を収獲して食べる野菜です。(このような育て方をするので、ミョウガダケのことを偽茎と呼ぶこともあるそうです。)
一般的には、家庭菜園でミョウガだけを栽培するには、新芽が出たときにバケツなどを被せて陽が当たらないように育てます。日本でのミョウガダケの産地は、宮城県と京都府で全体の80%ほどを占めますが、私の住んでいる京都でもほとんど見かけたことがありません。それほど、育てるのが難しい野菜なんでしょう。
また、単に真っ白なのではなく、2回ほど太陽に当てて、白い茎の中にも、紅色の色づけをしないと市長価値が落ちることも、栽培を難しくしている原因のようです。
そんな栽培が難しいミョウガダケですが、家庭菜園の気楽さもあって、初挑戦してみました♪
家庭菜園でのミョウガダケの栽培方法
まず、ミョウガダケを作るのに一番、大事なことは、芽を太陽に当てないことです。そのため、一般的にはバケツなどの大きな容器を被せて陽を遮るらしいのですが、私のミョウガはプランターで育てているため、バケツを被せるほどの大きさがありません。そこで、キッチンペーパーをまいている芯を利用することにしました。

長さは違いますが、余っていた芯がこの2本しかなかったので、これを利用します。このまま、新芽に被せると雨が降ったときに紙がヘナヘナになってしまいそうだったので、ガムテープで補強しました。

防水代わりです。これで、雨が降っても安心ですね。
早速、ミョウガの新芽に被せます。

キッチンペーパーの芯を被せただけでは、上から太陽の光が当たってしまうので、この中に土を入れていきます。土は、いつも使っている野菜用の培養土を入れました。

2本の芯とも土を入れて新芽が太陽に当たらないようにしています。
早ければ、1ヶ月ほどで茎が伸びて、真っ白に伸びていれば、まずまずらしいので、これからの経過が楽しみです。
でも、どうやって確認したらいいんだろう?

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