現代人の脳

オススメ本

こんにちは、珠子です。

この前の休日におもしろくて一気読みしてしまった本があります。

「スマホ脳」(著 アンデシュ・ハンセン)

今、どこの本屋でもベストセラーになっているので、読まれた方もおられるんじゃないでしょうか。全体として書かれていることは、スマホの脳に与える未知の悪影響とそれらに対処するためのアドバイスが書かれているのですが、本の中にとてもおもしろいことが書いてありました。

最初に1万個の点が書かれていて、人類が誕生してから1~1万個までの歴史があったとして、今生きている現代が1万点目だとすると、文明は進化しているのに人類の脳はそれに見合った進化をしていないそうです。(文明は1万個分進化しているのに、人類の脳は1~100個目くらいまでの進化らしいのです。)

それどころか、1~9500個目までの歴史においては、人類は狩猟民族として狩りをしながら暮らしている歴史で習った原始人のような歴史なのです。なので、この本の冒頭には、人間の脳は原始時代からさほど進化していないのに、人間を取り巻く世界は進歩して人間の脳がついて行けていないといったことが書かれています。そして、人間の脳がそれほど進化していないがゆえに、「何故、人前で話すときに緊張するのか?」、「スマホをしすぎると何故、メンタルヘルスに悪影響をあたえるのか?」といったことも書かれています。

この本を読んでいてふと思ったんですが、スーパーで売っている野菜を使って料理するのと、自分で育てた野菜を使って料理するのとを比べたら、断然、自分で育てた野菜を使って料理をしたほうがおいしく感じます。(ここでは、料理の腕前はおいておきますね・・・)

これも、脳がそれほど進化していない影響?

1 栽培の歴史

人間の祖先が脳を使い始めたのは、200万年前くらいと言われています。何故かというと、それまでは、地中の植物の根などを食べていたようなんですが、200万年前くらいから集団で獣の狩りを行う生活を始め、狩りをするためには槍や弓矢などの道具を使う必要があり、その狩猟道具をどのように改良したら狩猟しやすくなるか考えなければならなかったことから、脳が発達していったといわれています。

そして、その後、木の実や生殖している植物、魚、貝などを食べて生きる歴史を経て、約3万年前の原始時代に野生の稲を蒔いて収穫する食料を生産する時代が始まります。(3万年前にはもう、稲作を始めていたんですね。)

日本に稲作が伝来されてきたのは、弥生時代の紀元前400年くらいに中国から伝来して稲作栽培が始まったようです。

ちなみに、野菜の栽培が始まったのは、縄文時代(紀元前約5500~4000年)ということで、稲作よりも野菜の栽培のほうが早かったんですって。また、山菜であるフキやミツバなどは日本原産の野菜だそうですが、それ以外のほとんどの野菜は日本列島の外で栽培化されたものらしいです。(今の日本みたいにたくさんの野菜がおいしく食べられるのは、日本以外のところからもたらされたものなんですね!?)

2 栽培は生きる喜び!?

「スマホ脳」では、運動することが脳にとってとてもいいということが書かれていましたが、これも理由があって、昔の狩猟民は1日何時間もかけて獲物を追っかけたり敵から逃げるために走ったり、とにかく体を動かしていたので、体を動かすことが脳を活性化させるそうです。

ということは、作物を育てるという行為も、紀元前の頃から行われてきた生きるための営みには違いなく、作物を育てることによって喜びや安心を得られるし、おいしい野菜や果物を育てるために考えるので脳も活性化されるんじゃないでしょうか?

一つ、昔と違うところは、農家の人以外は、作物を育てるということが1日の大半を費やす仕事ではなくなったということ。

作物を育てなくても、おいしいものを食べられるし、農業以外の仕事をしていてもお金さえ稼げれば生きていけます。

だから、家事・仕事の合間を見ながらでも、自分の脳に安心や喜びを与えてやるためにも、家庭菜園を続けていこうと思いました♪

コメント