じゃがいもの最後の収獲といちごの子苗作り

じゃがいも

 ここ1週間ほど、ずっと迷いに迷っていたじゃがいもの収獲日ですが、京都は毎日、雨で、1日快晴!という日がなくなってきたので、なかなか収獲時期に迷っていました。葉の様子は、6割ほど枯れてきているので、もう、そろそろといった状態で、このまま雨にさらして、せっかく育てたじゃがいもの実を腐らせてしまうのか、もっと、我慢して大きく、たくさんの実を収穫するのか?の間で、ユラユラしてました。

 そんな、今日、朝から雨も止んで、昼には日差しも差してきたので、「今日しかない!」と思い、思い切って、ミニ畑の畝の5株のじゃがいもの収穫を行いました。

じゃがいもの最後の収穫

 今日の、ミニ畑のじゃがいもの様子を確認したら、下の写真のような感じでした。

 葉と茎がしっかり立っている箇所もありますが、これは、5月の暴風暴雨の時に茎が折れそうになったので、支柱を立てて支えていたためです。支柱がなければ、おそらく全部の茎が倒れている時期でしょう。そして、葉の枯れ具合も6割程度は黄色がかってきていたので、収穫作業を始めました。

 まず、この畝には、5株の種いもを植えていたので、1株ずつ、手で土の底の方から持ち上げるように株を起こしていきます。土の中に手を入れると、大きなじゃがいもの感触があります。そして、ある程度、土を掘り起こしたら、地上に出ている茎を持って、ゆっくり引き抜いていきます。

 大小、さまざまですが、たくさんのじゃがいもが採れました!!

 そして、嬉しかったのが、色が緑に変色していたり、腐っているじゃがいもが一つもなかったことでした。きちんと、土寄せができていたのだと思います。収穫したじゃがいもは、湿気を含んでいるので、1時間ほど外に置いて、太陽を当てて乾燥させます。(雨の日には、これができないので、収穫には適していないんです。)1時間ほど、乾燥させた後は、新聞紙に包んで保存しますが、その前に、収穫したじゃがいもの重さを量っておきました。

 1回で載りきらなかったので、残りを量ります。

 合計2218gで、とっても満足です♪

 収穫時に土を落としていますが、もう一度、付いている土を手で落として、新聞紙に包んで、風通しの良い冷暗所に保管します。

 ちょっと前に収穫した新じゃがを肉じゃがにしたら、とっても美味しかったので、どんな料理に使おうか楽しみです。

 そして、じゃがいもの畝が綺麗になったので、横の畝で育てているいちごの子苗作りをしました。

いちごの子苗作り

 5月で最初の実の収穫が終わり、子苗作りを始めていたいちごですが、1週間ほど、放置しておいたらランナーの数がとんでもないことになっていました。

 これまで、横のじゃがいもの茎や葉が生い茂っていたので、中に入りづらかったのですが、今日、じゃがいもを収穫し終わったので、根付いた子苗を切り離して、子株の整理を行いました。

 これは、親株の根元ですが、親株からは、太陽を受ける葉といちごの実をならす茎とランナーがたくさん出ています。この中から、子株として根付いたランナーのみを切り離していきます。切り離すときは親株の根元から園芸バサミを使って切り離します。

 そして、子株のほうは、親株のほうを5cmほどの長さを残して切り離します。

 そして、子株にさらに子株(孫株)が根付いていたら、片方のランナーを根元から切り離します。

 いちごは、親株につながっていたランナーと反対のほうへ実を付けるので、親株側のランナーを5cm程度、長めに残すことによって植え付け時に分かりやすくするために、このようなランナーの切り方を行います。

 子苗が増えてくると、どの株が、第1か第2か第3子株か分からなくなってくるので、園芸ラベルに子株の数字を書いて、ポットに挿しておきました。

 これで、どのポットが第1か第2か第3子株か分かりやすくなったのですが、それにしても多すぎるくらいになってきました。数えてみたら、

 第1子株が12個、第2子株が13個、第3子株が5個、第4子株が1個の合計31子株が出来ていました。

 全部を育てていくことは難しいですが、この第2子株以降の子株から生育の良いものを冬の定植に向けて育てて行く予定です♪

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