ベビーリーフの栽培記録(2021年3月~6月)

ベビーリーフの育て方

 3月10日に種まきをしてから今日まで栽培を続けてきたベビーリーフですが、だいぶ葉が枯れてきたのと成長が止まってきたので、今日で最後の収獲にしました。4月17日に最初の収獲をして、今日で8回目の収獲になりました。ホント良く育ってくれました、ベビーリーフは、種まきから収獲までが早く、葉を収獲しても何度も生えてくるので、初めて家庭菜園をされる方にはオススメの野菜です。種は安くで売っていますので、コスパもバツグンです。種まきから収獲までの約3ヶ月間の栽培記録になりますので、初めての家庭菜園でベビーリーフを育てる方のお役に立てれば幸いです。

1 種まき

 種まきはプランターに土(新しい園芸用培養土)を入れたら、プランター全体に均等にまきます。最初の肥料は特に必要ありません。そして、ベビーリーフは、1苗1苗が小さいので発芽してから芽が混み合ってきても間引けば大丈夫なので、何粒ずつとか何cm間隔とかを意識しなくでも問題ありません。種をまく量ですが、私の使っていたプランターが長さ50cm幅15cmで、そこにDAISOのベビーリーフの種1袋を全てまく位でちょうど良かったです。

 種をまいた後は、上から土を被せます。ベビーリーフの種は光に良く当てたほうが発芽するので、土の厚さは5mm~1cmくらいになるように被せておきます。

 土を被せた後は、たっぷりと水やりをします。土が乾いていると病気になりやすいので、土の中のほうまで水が染み通るまで水をあげます。

 夏の場合は、直射日光がきついので1日の半分、陽が当たり、半分、日陰になる場所が良いですが、春に育てる場合は、陽当たりの良い場所であれば、それほど気にしなくても大丈夫です。

2 発芽の時期と間引き

 種まきを行ってから8日目に発芽しました。発芽してからも土が乾燥しないように水やりだけは気をつけます。

 種まきから10日ほど経ったら、たくさん芽が出てきます。

 ここまで芽が混み合ってきたら、間引きを行います。間引きは芽と芽の間が1~2cmくらいになるようにピンセットを使って間引いていきます。間引く芽を引っ張った時に他の芽も抜けないように土を手で押さえながら抜くと他の芽が抜けなくて良いです。間引く芽を選ぶ目安は次の3つです。

 ○葉の色が薄かったり、黄色に変色している芽

 ○周りの芽に比べて成長が遅くて小さい

 ○茎が長くてひょろひょろしている

 プランター全体の間引きが終わったら、これ以降、葉が枯れてきたとき以外は、間引きはしなくても大丈夫です。

3 元気がなくなった時の対処方法と追肥

 種まきから1ヶ月ほど経てば、プランター全体が芽でいっぱいになります。

 これまで、追肥は1回もしないですが、葉の状態を見て、黄色い葉がたくさんあったり、大きくなる前に枯れてしまう葉があれば追肥をしてあげます。ベビーリーフは、プランター一面に芽が生えているので、固形の化成肥料をまくことはできないので、液体肥料を使います。

 私の育てていたベビーリーフも黄色い葉が増えてきたので、4月8日に液体肥料を2本、土に差し込みました。

 また、枯れている葉や芽があれば、残しておいても栄養を取られるだけなので、間引いておきました。

4 収獲

 1回目の収獲は4月17日でした。大きい葉で5cm以上ありそうな葉を選んで、園芸バサミを使って葉の根元から切っていきます。私の育てていたベビーリーフの野菜の種類は、小松菜、チンゲンサイ、水菜の3種類でした。種の袋に品種が書いていないものは、育つまで「どんな野菜が出てくるかな~?」といった楽しみもベビーリーフにはあります。

 最初の収穫が4月17日で、それ以降は、4月23日、28日、5月2日、12日、16日、25日、6月6日とコンスタントに収穫できました。

 収穫量は、およそですが、小7パック分、大1パック分でした。

 季節によって収穫量が違ってくるかを確認するためにも、夏にも育ててみても良いかもしれません。

5 ベビーリーフの保存方法

 ベビーリーフは、収穫したら100均で売っているフリーザーバッグに入れて冷蔵庫で保存しますが、そのまま入れておくと葉がすぐにしおれてしまうので、水に濡らしたベビーリーフをクッキングペーパーやキチンペーパーにはさんでフリーザーバッグに入れて保存すると長持ちします。

 ベビーリーフは、発芽して短期間で収穫するので、収穫する葉も幼葉になり、栄養価がたくさんつまっています。サラダや肉料理の付け合わせにもなったりして、栽培が簡単な割に料理での用途はたくさんあります。初めて家庭菜園に取り組むのであれば、オススメの野菜です。

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