今日は、全国的にすごく暑かったですが、我が家のベランダのいちごは、とても大きく育ってきました。
実は、私が育てている「四季なりいちご」は、国内で品種が開発されて、まだ10年ほどの新しい品種です。
それまでは、夏に収穫できるいちごは海外からの輸入品ばかりで、甘くなく、酸味が強くて、主に飾り物として利用されているものばかりでした。
それが、10年ほど前に各地で、夏・秋でも収穫できる「四季なりいちご」が品種開発されて、暑い季節でも甘くて、おいしいいちごが収穫できるようになりました。
ちなみに、10年以上前に日本で主流だった「一季なりいちご」は、冬に花が咲くものが多いので、冬から春にかけてしか収穫することができませんでした。
よって、今日みたいな真夏日でもいちごが育つのは、四季なりいちごを開発された方々のおかげなんですね。
そんなことに感謝しながら、今日は、プランターとミニ畑で、子苗から育てたいちごの収穫ができました♪
プランター栽培の大きないちごと露地栽培いちごの収穫
四季なりいちごが、暑い夏から初冬まで収穫できるのは、気温に鈍感な品種だからです。
だから、今日みたいな暑い日で、他の野菜が暑さにやられて、ぐったりしている時でも元気いっぱいです。

我が家のべ欄では、園芸ラックの上の段は、陽当たり・風通し良好なので、いちごの花が次々に開花し、実もどんどん付けていってくれます。
そして、日が経つにつれて、その結果したいちごの実も大きくなっていきます。

大きなサイズのいちごが2個、普通のサイズが2個とれました(^^♪
そして、もう1つのプランターも花が咲いていってくれてます。

このペースで、どこまで、開花→結果→収穫のサイクルが続くのか楽しみです!!
四季なりいちごは、一季なりいちごに比べて、甘くないイメージがあり、私のいちごも昨年のこの時期に採れたいちごは甘さが全くなかったですが、子苗を繁殖させて育てている今の第2世代のいちごの実は、なかなかの甘さです。
なので、家庭菜園で初めていちご栽培する方には、四季なりいちごの方がおススメです。
そして、ミニ畑で露地栽培している3株からも、いちごの実がなっていました。

プランター栽培に比べると小ぶりですが、それでも市販の普通サイズくらいはあります。
これで、昨年の親株から繁殖させて、今年、土植えした子苗、8株全てから実が結果しました♪

手前が露地栽培のいちごで、2個だけ収穫しました。
全て、無農薬・有機栽培のいちごなので、甘さがどのくらいあるか楽しみです♪
本当は、明日の京都は雨予報なので、もう少し赤いいちごを収穫したかったのですいが、採るのが早すぎると甘さがなくなってしまうので、実が完全に真っ赤に熟するまでは採らないようにしています。
そんな、雨予報の日には、雨対策も必要になってきます。
いちご栽培で梅雨の時期に気を付けること
梅雨の時期にいちごを雨にさらし続けてしまうと、いちごの葉に白い粉模様の斑点がどんどん広がっていくことがあります。
これがうどんこ病です。
うどんこ病は、20℃~25℃の温度と多湿条件で発生しやすくなるため、梅雨の時期はこの条件が揃い、ランナーの混み合う時期とも重なるため、感染しやすい時期です。
うどんこ病の症状がちょっとでも出た葉は、根元から切って処分してしまいます。
うどんこ病は、気温が30℃以上になったら菌が繁殖せずになくなってしまうので、梅雨の時期でも、気温が高温になってきたら、完全に菌がいなくなってしまいます。
なので、うどんこ病の症状が現れても、株を抜いてしまわずに、症状のでた葉だけ切ってしまえば、成長は続けてくれます。
プランター栽培の場合、梅雨の時期のように雨降りの日が続く場合は、雨の当たらない軒下に置いておくか、室内に入れておくのもコツです。
露地栽培の場合でも、畑の範囲が小さければ、雨除けカバーなどをして雨対策をするのが良いです。
ちなみに、私のミニ畑の畝は、長さが1.5mしかないので、大きめの傘を2本、いちごの株を傷つけないように斜めに立てて雨に当たらないようにしています。
これをするだけでも、結構、効果的です!(^^)!
また、梅雨の時期の大敵として、葉を食べてしまうナメクジがあります。
ナメクジは、土の中にも存在するので、ネットを掛けても対策にはならないので、こればっかりは、畝の両端に市販のナメクジ除けをまいておくのが効果的です。
これから、梅雨入りの時期になってきますが、無対策のままだと、せっかく、育てたいちごが病気が害虫にやられてしまうので、何か対策をしておけば、変わらずに成長を続けて、真っ赤に熟した実を付けてくれるので、大事なポイントですね☆


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