こんにちは、珠子です。
まだまだ、時期的には冬ですが、既に植え付けているいちご、レモン、ブドウの土の状態や春に植え付けする畑の土の状態が、気になってました。
そこで、昨日、いつも行くホームセンターで、土のpH値(酸性度)を測る土壌酸度計を購入。
いくつか種類があったのですが、店員のおじさんのオススメのものを言われるがままに購入。
ホームセンターで4500円ほどしました。

1.土壌酸度計の使用方法
今日の朝、天気が良かったのでそれぞれの畑を測定。
まず、土が乾燥していたら適正なpH値(酸度)が出ないので土に水やりを行います。そして約20~30分後に測定を開始。
測定方法はいたってカンタン!先の三角のとがった部分の金属の箇所まで土の中に差し込みます。説明書きによると新しい製品を使用する場合は土に2~3度差し込んでから測定箇所の土に入れると書いてありますので、2~3度、その辺の土に差し込んで布で拭いてから測定しました。
測定していないときはpH7のことろをちょうど指していますが、差し込むとすぐに下がっていきます。最初にレモンの木を植えている土に差し込みましたが、4くらいのとこまで一気に針がおりてきました。メーターの表示を見ていると4のところからだんだん上がってきます。4だとあまりにも酸性が強すぎます。
ちなみに、中性の値は7で、7よりも小さくなればなるほど酸性が強く、7よりも大きくなればなるほどアルカリ性が強くなります。
2.レモンの木の畑を測定

レモンの木の適正なpH値は5.5~6.5の弱酸性が良いらしいのですが、極端に強酸性でなければ良いみたいです。
酸度計の説明書きには1分ほどで値が安定すると書いてありますが、珠子が測ったときは、3分くらいかけてゆっきり値が上がっていきました。3分たったところで、針が止まります。

結果は5.6を少し過ぎたところで止まっていますので、やや酸性きみですが適正範囲内の数値でした。実がならないのは土のせいではないことが分かりました。
3.イチゴ畑を測定
次にイチゴ畑の測定です。一度、乾いた布で先端の汚れた土を落としてから測定します。この測定器は防水ではないので、水洗いはしないように説明書に書いてあります。

イチゴ畑の測定は、さっきよりも時間がかかり5分くらいたった頃に針が安定しました。

今度は、6ジャストで止まりました。
イチゴの適正数値は、5.5~6.8らしいので、こちらは適正な数値のど真ん中!
果樹専用の肥料をやっているのとマルチを張ったので、栄養が逃げなかったのが要因かもしれません。
4.野菜栽培を予定している畑を測定
最後に春に野菜の植え付けを予定している現在休眠中の畑で測定。
こちらは、1月に植えていた白菜がナメクジに食べられまくって、収穫を断念したため、1ヶ月以上は休んでいました。草引きもこまめに行っていたので、野菜に適正な6~7の間の値を期待して差し込みます。

さっきの土と違ってこちらは、1分ほどで針がとまりました。
何も植えていない方が、測定が早いのかな?

結果は、6.4。
この畑には、トマトの植え付けをする予定なので、適正値で良かったです。
5.まとめ
初めて畑の土壌酸度を測りましたが、なんか理科の実験みたいで楽しかったです。
これまでは、毎年の感覚で植え付けの1ヶ月前に苦土石灰をまき、2週間前に肥料を混ぜといった感じで感覚的に土作りをしてきましたが、こうやって土のpH値が分かると肥料のまくタイミングや園芸土を足す時期も分かってきそうです。
これからも定期的に測っていきたいですね。
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