京都も一昨日に梅雨入りしました。
平年では6月6日頃が梅雨入り日だったのですが、今年はそれよりも8日遅い梅雨入りとなりました。
これは、家庭菜園を楽しんでいる私にとっては、とってもありがたいことでした♪
雨の日が多いと害虫の多発や病気だけではなく、葉が日光を浴びないので植物の成長も遅れます。
しかし、今年は、梅雨入りが1週間ほど遅れたことによって、庭で育てている野菜・果物の成長が例年よりも良い感じです。
今日は、そんな我が家の庭で育てている野菜の生育チェックと害虫対策を行いました。
1 万願寺とうがらしの生育状況と有機栽培の害虫対策
庭のプランターで育てている万願寺とうがらしは、4月17日に苗を植え付けしたので、約2ヶ月経過しました。
20日ほど前に行った整枝作業により、主枝1本と側枝2本をきっちり残して、残りの枝を全て摘み取ったので、元気に成長してきました。
野菜を上手に育てるコツは、成長に合わせた時期ごとに必要な作業を遅れずにやることですね(^^;
これまでのとうがらし作りで一番、上手に出来てる感じがします。
花もたくさん咲いたので、着果してとうがらしの実の形もできてきました。
梅雨入り後でこれから心配なのは、害虫対策です。
特にとうがらしは、アブラムシとハダニが付きやすいため、雨の多い時期には要注意です。
そこで、害虫対策として、住友化学園芸の「ベニカマイルドスプレー」をかけておきました。
この「ベニカマイルドスプレー」は何種類か販売されていて、基本的には農業用殺虫剤なのですが、私が使っているものは、オーガニック栽培(有機栽培)対応のものなので、成分は、有機JAS規格で使うことのできる食品から作られています。
なので、農薬特有の嫌な臭いもなく(無臭です♪)、収穫するまで何度でも使用することができます。
さすがに、化学農薬のものよりは防虫効果は弱いですが、少しでも虫がいて、このスプレーをかければ、すぐに防除することが出来ています。
2 ミニトマトの生育状況
4月14日に苗を植え付けしたミニトマトのアイコですが、病害虫に侵されることなく、大きく成長してきました。
トマトは乾燥にも強いため、雨が降った日は何もせず、晴れた日は夕方にマルチの穴の空いた部分に水やりをするだけで、元気に成長します。
追肥も月に1回有機質肥料を1株に10~15g程度の量をまくだけで大きく成長します。
あと、この時期に大事なのは脇芽取りだけです。
脇芽は3~4㎝以上の長さになってきたら、どんどん手で摘み取っていきます。
この脇芽取りが甘いミニトマトを作るうえで、大切な作業になってきます。
人工授粉しなくても、放置しているだけで着果してくれるので、そろそろ真っ赤に染まるのが楽しみです。
3 きゅうり(夏すずみ)の生育状況と今朝も1本収穫♪
4月17日に苗をミニ畑に土植えして、2か月経過したきゅうりの「夏すずみ」ですが、これまで5本収穫しました。
今日も、これまでで最も大きなサイズのきゅうりが1本なっていました♪
きゅうりの成長は、気持ち良いくらい早いので、毎朝のきゅうりチェックはとっても楽しみになっています(^^♪
4 いちごの生育状況
ミニ畑のいちごは、昨年に作っていた子苗を植えつけた第2世代の株です。
このいちごは、四季なりいちごなので、暑さにも寒さにも強いので、冬を乗り越えて力強く育っています。
今年は、梅雨入りが遅くて雨の日も少なかったので、葉が腐ったりすることも少なく元気いっぱいに育っています。
いちごも、晴れた日の夕方に水やりする程度ですが、注意しないといけないのはランナーが伸びてきた時だけです。
この時期に伸びてきたランナーは、まだ子苗作りを行う時期には早いので、根元から切り取っていきます。
3株植えているので、1週間も確認していないと、どれかの株からランナーが伸びてきています。
ランナーを摘み取っていけば、他の茎へ栄養分が回り、たくさん花を咲かせて実を付けていきます。
5 じゃがいも(メークイン)の生育状況
3月下旬にミニ畑の畝と袋の土に植え付けしたじゃがいもですが、ミニ畑の畝のほうは、まだ葉が青々としていて収穫には、もう少し時間がかかりそうです。
一方、すでに1株は収穫した袋栽培のほうは、収穫の目安となる「葉が黄色くなり、茎が倒れた状態」になるまで、あともう少しのところまで来ました。
この写真くらいの色の状態になったら、水やりをせずに収穫できそうになる状態になるまで、基本、放置するだけです。
じゃがいもは、乾燥状態に強いので、このままでもイモが大きくなっていくので、余分な水やりは禁物です。
あと12株あるので、どれだけ収穫できるか楽しみになってきました!!
6 ミョウガと枝豆の生育状態
昨年、地下茎を植えつけて収穫していた2年目のミョウガです。
1年目よりも2年目のほうが葉が大きい感じがします。
そろそろ収穫するピンクの花蕾が地上に出てるかと思い、茎の根元をチェックしました。
昨年の初収穫も7月中旬だったので、花蕾が地上に顔を出すまでは、もう少しかかりそうです。
そして、横のプランターで育てている枝豆は、葉がちょっと虫食いにあったり、枯れかかったりとビミョーなかんじです(-_-;)
枝豆も虫よけ予防として、とうがらしと同じようにベニカマイルドスプレーをかけておきました。
7 ぶどう(巨峰)の生育状況
我が家の庭のぶどうの木は6年前の2016年に土に植えたものです。
植えてから3年目の2019年と2020年には、20房以上の巨峰を収穫できていましたが、昨年は害虫のブドウスカシバに侵され、根元から1mの長さまで伐採せざるを得ませんでした。
そして、今年はどうなるか心配でしたが、順調に房を付けてくれています♪
実も1粒1粒が大きくなってきたので、そろそろ袋掛けをしないと鳥に食べつくされてしまいます。
ぶどうの袋掛けは、晴れの日が続いて、房が乾燥している時に行わないと腐ってしまうので、梅雨の合間の晴れの日のタイミングで行う必要があります。
天気予報をみると明日か明後日の午前中までがチャンスみたいなので、しっかり袋掛けしようと思います(^^;
我が家の庭には、これらの野菜・果物以外にペットボトル栽培で、ニンジン・リーフレタス・ラディッシュを育てているので、1年のうちで最も賑やかになってきたので、朝の家庭菜園作業も飽きがこなくて、いい感じです。
ホントに多品種栽培はおススメです☆
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