小松菜のリボベジとリボベジに向いている野菜

リボベジ

 一昨日に水菜のリボベジを開始して、今日は、晩御飯のお味噌汁に小松菜を使ったので、これもリボベジするべく、根の部分を長めに残して、水に漬けて育てることにしました。

 昨年も小松菜のリボベジを行いましたが、小松菜は生長が速く、リボベジ開始してから収穫までが比較的、短期間なので、リボベジ野菜の中では、とってもおススメです。

小松菜を液体肥料に浸す

 水菜と同じように4㎝以上、根っこの部分を残します。

 容器と発泡スチロールを用意して、発泡スチロールに小松菜の根が入りそうな大きさの穴をカッターで空けます。

 そして、HYPONeX社の「微粉ハイポネックス」を、水に溶かして容器に入れて、小松菜の根を浸すようにします。

 水は、毎日、交換しますが、液体肥料を混ぜた水は、3日~5日に1回で十分です。

 これは、小松菜に与える肥料の量が多すぎると硝酸態窒素という物質が発生し、この窒素が多すぎると、人間の体に良くない影響を及ぼすことが報告されています。

 少量であれば、むしろ、硝酸態窒素は、小松菜の生育に必要なので、全く問題ありません。

 肥料(特に窒素)をあげすぎているどうかの目安は、小松菜の葉の色で、真緑の濃い色の葉になってくると窒素を上げすぎている可能性があるので、控えめにしたほうがよいです。

 リボベジの場合は、土に植え付けするまでは、1000倍希釈の液体肥料を3日~5日に1回あげれば、窒素過多にはなりません。

 むしろ、土に植え付けした後の肥料を上げすぎないように注意するほうが大事です。

 水菜と並んで、どちらの生長が早いか見比べるのも楽しいですね。

リボベジに向いた野菜

 リボベジを行う方法は、大きく分けて2種類の方法があります。

 1つは、使った野菜の根の部分を残して再生する方法で、もう1つは、食べた野菜の種を水に漬けて発芽から行う方法です。

 私が行っている水菜や小松菜のリボベジは、1つ目の方法です。

 種から発芽して再生するリボベジも試してみたいですが、難易度が高そうなので、まだ、行っていません。

 いつかは、挑戦してみたいですね!

 それでは、簡単な方法である食べた野菜の根っこを残して、そこから再生するおススメの野菜を紹介します。

〇豆苗・・・リボベジの中で最も簡単な野菜です。買ってきた豆苗を平たいタッパーに水を入れて、そのまま漬けておくだけです。

 食べるときは、その豆苗を切って料理に使えば、また、そこから新しい苗が伸びてきます。

 肥料も何もいらず、水に漬けておくだけなので、手間なしでできるリボベジです。

〇ネギ・・・葉が伸びるスピードは、水菜や小松菜に比べて遅いですが、一度、生えてくると、元気に生長していってくれます。

 根腐れしやすいので、水は、毎日交換、液体肥料も3~5日に1回は与える必要があります。

〇水菜・・・そのまま水に漬けておくと倒れやすいので、スポンジや発泡スチロールなどを使って支えてあげる必要があります。

 水は、毎日交換、液体肥料も3日に1回は与える必要があります。

 水耕栽培である程度育ったら、土植えに変えてやると大きく生長します。

〇小松葉・・・根腐れしやすいので、水に漬かる部分は根の先端部分のみにしておきます。水菜と同じように、水は、毎日交換で、液体肥料は3~5日に1回は与えてあげます。

 市販の小松菜より葉の色が濃くなりそうだったら、肥料の分量を少なめにします。

〇ほうれん草・・・寒さに強いので、冬のリボベジには最適です。夏は育たず、枯れてしまうことが多いので、他の野菜にしたほうが良いです。

 ほうれん草も窒素過多に気を付ける必要があるので、葉の色を見ながら、肥料を与えてあげます。

 水やりは、基本的に小松菜の頻度と同じです。

 今年は、おそらく野菜の価格が上がってきそうなので、リボベジ野菜を増やして、食費の負担を減らしていきたいですね💚

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