7月に入って、ミニトマトのアイコの真っ赤な実が、次々に実ってきました。
2株のミニトマトを植えているミニ畑の畝は、長さ150㎝×幅80㎝ほどの小さいスペースですが、毎年、たくさんの実を採ることができます。
そして、今年は、プランター鉢にも1株植えているので、例年よりも収穫量のUPが望めそうです♪
今朝は、露地栽培のミニ畑から9個、鉢植え栽培から6個のミニトマトが採れました!
朝からミニトマトの葉の緑色と実の赤色のコントラストを眺めるだけで、気分が晴れやかになってきます!(^^)!
そして、ミニトマト栽培で楽しみにしているのが、3年前から行っている収穫できたミニトマトの糖度測定です。
例年、採れ初めのころは糖度が低くて、7月下旬~8月上旬くらいに糖度が最高に高くなります。
さて、今年、最初の糖度は、どのくらいの数値になるのでしょうか???
ミニトマトの糖度の測定方法
糖度計は、C-Timvasion社製の糖度計を使っています。
この糖度計は、本格的な数万円ほどする高価な糖度計と比べると精密な数値を出すことはできませんが、コンマ2単位(0.2単位)くらいの数値であれば、ほぼ正確な糖度を出すことができます。
ただし、使用する場所の気温によって、誤差が生じるので、その都度、調整が必要になります。
毎年の使用初めに、この調整さえ、きちんと行えば、ほぼ正確な糖度を計ることができます。
使い方はとっても簡単で、本体の左にある青色のプリズムと呼ばれる板に、計りたい野菜や果物の果汁を3滴ほど垂らして、30秒ほどするとプリズム全体に果汁が広がるので、右側のレンズから覗いて糖度を見るだけです。
測定前にあらかじめ、ミニトマトを半分に切っておき、お皿の上に果汁を垂らして、付属のスポイトで果汁を吸い取ります。
最後にプリズムにふたをして、果汁がプリズム全体に広がったことを確認したら測定を開始します。
さて、今年最初の糖度は、どのくらいになったでしょうか?
露地栽培と鉢植え栽培の糖度の違い
まずは、露地栽培のミニトマトの測定です。
露地栽培のミニトマトの大きさは、長さが4.5㎝ほどと、市販のものに比べると大きめです。
糖度は6.0%でした。
昨年のこの時期に、スーパーで糖度を比べるために購入したミニトマトの糖度が5.8%だったので、最初の糖度にしては、まずまずでしょうか(^^;
これから、上がってくることを期待しています。
次に鉢植え栽培のミニトマトの糖度を測定します。
鉢植え栽培のミニトマトの大きさは、長さ2.5㎝と露地栽培に比べると小さめです。
これは、根の広がる範囲と茎や葉の大きさが違うので、仕方ないですね。
さて、糖度のほうは?
何と!、こちらの糖度は7.9%でした!!
小さめのミニトマトのほうが栄養が凝縮されているので、露地栽培よりは高めと思っていましたが、これほど糖度が高くなるとは思いませんでした。
このように、糖度を計ることによって、市販のミニトマトの糖度の違いや栽培方法による糖度の違いが発見できて、新たな栽培管理方法が思いつくメリットがあります。
今後の理想のミニトマトは、長さ4㎝ほどで糖度を7.5%以上に上げていくことですね。
そのためには、まず、枯れた葉や茎を即座に摘み取っていくことと、脇芽が3~5㎝くらいの時に脇芽取りを行うことと、適正な時期に追肥を行うことの3点かな?
今後成長も楽しみなミニトマトのアイコでした☆
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