じゃがいもは、春植え→初夏収穫と秋植え→初冬収穫の1年に2回栽培することができます。
しかし、秋植えは、春植えに比べると種いもの植え付け時期が限られています。
その理由として、寒くなって霜が降りる時期に収穫時期が重なってしまうと地上部が枯死してしまい、地中のじゃがいもも枯れてしまいます。
よって、秋植えじゃがいもは遅くとも9月下旬までには植え付けを終えてしまわなければなりません。
おまけに、じゃがいもの植え付けるタイミングは、土が乾燥している時でないといけないので、晴れの日に植え付けを行わなければなりません。
そこで、昨日の雨予防としてマルチを張って、植え付ける予定の畑の土が湿らないようにしていました。
そして、一夜明け、マルチを取ってみると、植え付けする土の表面部分は、無事、乾燥した状態でした(^_^)
そして、種いもの芽も植え付けに適した長さまで出てきており、天気も晴れだったので、ようやく種いもを土植えすることができました。
畑栽培じゃがいもの種いもの植え付け
春植えの種いもは、大きいサイズが多いため、大サイズ(80g以上くらい)の種いもは半分に切って、土に植え付けします。
ところが、秋植えのじゃがいもは、それほど大きいサイズが少ないので、半分に切らずに丸ごと植え付けします。
今年の秋植えじゃがいもの品種は、「ニシユタカ」という品種です。
まず、畑に25㎝間隔で植え付けするので、畝の上にメジャーを伸ばして、植え付け間隔が分かるようにして、深さ10~15㎝の穴をスコップで開けていきます。
種いもを植え付けする時は、何か所か出ている芽のうちの一番大きい芽が出ている箇所を上に向けて、土の中に植え付けしていきます。
全ての種いもを植えつけしたら、土を戻して埋めていきます。
春植え栽培の場合は、ここで作業を完了しましたが、秋植え栽培の場合は、土が疲れている可能性あるので、この上にさらに再生土を被せておきました。
これで、芽が伸びてきて養分を必要としてきたときに、土寄せのタイミングが遅れたとしても、この栄養分たっぷりの土がカバーしてくれます♪
種いもが余っているので袋栽培も再開!
「ニシユタカ」の種いもは9個あり、畑には4個の種いもを植え付けしたので、まだ5個の種いもが余っていました。
春植え同様、全ての種いもを無駄にしないために、袋栽培を行うために、袋への植え付けも行いました。
袋は、春植えじゃがいもの栽培が終わった時に残しておいた園芸土の袋(じゃがいもの袋栽培用に作成済みのもの)を使用しました。
袋栽培のための袋作りは、こちらの記事をご参考にしてください(^_^)
畑への植え付けと同様に、一番大きい芽を上にして、深さ15㎝ほどの穴を開けて種いもを植えつけします。
袋の中に植えた後は、陽当たりの良い場所へ移動させました。
この後、数日経過するといくつかの芽が地上部に出てくるので、その芽を1~2つに絞る「芽かき」という作業が必要になります。
春植え栽培の時は、この「芽かき」作業が遅れたために、芽を出しすぎてしまい、じゃがいもの収穫量が少なくなってしまったので、秋栽培は芽の出具合に気を付けて、適切なタイミングで「芽かき」作業をしようと思います!
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