9月20日に種いもを植えつけた秋じゃがいものニシユタカです。
天気にも恵まれたのと、雨の日は上からマルチシートを掛けて多湿対策を行っていたので、スクスクと芽が伸びてきました。
じゃがいもは芽が地上に出てきて、その長さが10~15㎝以上になってきたら、「芽かき作業」を行う必要があります。
この作業を行う時期が遅れてしまうと、収穫できるじゃがいもの数にも大きく影響してくるので、じゃがいも栽培にとって大切な作業です。
(私の春じゃがいもの袋栽培は、芽かきが遅れてしまったので、収穫数が減ってしまいました(-_-;))
じゃがいもの芽かき作業を行うタイミングと目的
じゃがいもの芽かき作業は、地上に出てきた芽の長さが10㎝~15㎝以上になってきたら、1つの種いもから出ている芽を2本に絞るように他の芽を根元から切ってしまいます。
16日前にミニ畑に種いもを植えたニシユタカの新芽も長いもので20㎝、短い芽でも10㎝以上の長さになったので、芽かき作業を行いました。
生長具合の良い芽を2本残して、他の芽は全て切ってしまいます。
じゃがいも栽培で芽かきを行う目的ですが、芽があるとそれだけたくさんの実がなりますが、混み合ってしまって、それぞれの実が小さくなります。
小さいじゃがいもや、みどり色のじゃがいもは、ソラニンという有毒物質が含まれているため、食べることができません。
よくじゃがいもの芽を取ってから調理するのもじゃがいもの芽には、ソラニンが含まれるためです。
よって、じゃがいも1つ1つを食べられるようにするためには、大きく育てる必要があり、そのために芽かきという作業が必要になります。
ちなみに、じゃがいもの葉も、このソラニンが含まれているので、食べてはいけません。
1株ごとに2本の芽に芽かき作業を行うことができました。
そして、芽かきを行った後は、必ず、肥料を株元にまいて、土寄せをしておきます。
土寄せを行う理由ですが、じゃがいもは、種いもから生えてきた芽から、さらに生えてきた根に実がなります。
芽が伸びてきたら、土を上に寄せておかないと、できたじゃがいもが地上に飛び出てしまうこともあるし、土があまり被っていないと太陽に当たりすぎて、最初に書いたソラニンという有毒物質が作られてしまいます。
土寄せの目安としては、元々の土の高さからプラス5cmくらい土が盛られるように土寄せを行います。(肥料は、有機質肥料のボカシ肥料を1株あたり30gの量を追肥しました。)
袋栽培のじゃがいもも芽かき作業と土盛り!
秋じゃがいもの種いもは、ミニ畑に4個、袋栽培に5個、植え付けしました。
そして、袋栽培のほうも芽が10㎝以上に伸びてきました。
袋栽培も芽かき作業と追肥を露地栽培と同じように行います。
追肥の量も露地栽培と同じ量の、1株あたり30gのボカシ肥料をまきました。
しかし、袋栽培の場合は、畑のように横の土を寄せることができないので、上から新しい土を盛っていきます。
土盛りの量も、露地栽培の土寄せと同じ5㎝ほどの土を盛っておきました。
土寄せや土盛を行った後は、さっと少しだけ水やりをしておきました。
秋じゃがいもは、芽かき作業を遅れることなくできたので、これからの生長が楽しみです(^^♪
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