シソの葉が元気がないときの対処法

シソ

 こんにちは。

 ここ最近の昼の暑さと夜の寒さの寒暖差が大きいためにベランダで育てている作物の生育状況が良くありません。なるべく気温を一定にするように、昼間はベランダの陽の当たるところにプランターを置いて、夜は菜園棚の中に置いてビニルをしっかり閉めて、防寒することにしました。

 これまで、昼間も菜園棚に置いていたのが良くなかったかもしれません。

 なにせ、菜園棚の中の気温は、夕方6時頃になっても24℃近くあります!

 そして、シソの葉も苗を植え付けて10日しか経ってないのに、何枚かが下を向いてしおれています。

 シソは、元々、暑さには強いはずなんですが。。。

 今日は、シソの葉の生育不良について調べてみました。

シソの葉がしおれる原因は?

 まず、1つ目の原因として考えられるのは、水のやりすぎです。シソの葉は、日陰でも育てられる野菜として有名です。私も菜園プランの中で、日陰で育てられる野菜としてシソを選びました。しかし、日陰で育てられるからといって、常に土を湿らせた方が良いかというとそうでもなさそうです。というのも、植物全般に言えることなんですが、植物は水を求めて根を伸ばしていきます。でも、常に土が湿った状態にあると根を伸ばすことをやめてしまい、同時に成長も止まってしまいます。植物にとって良い水やりというのは、土が乾燥したら→水やり、土が乾燥したら→水やり、土が乾燥したら水やりといった具合に繰り返すのが、大きく成長させる水やりです。

 次に2つ目の原因として考えられるのが、暑さによる葉や根の傷みです。基本的にシソの葉は暑さに強いのですが、生育適温は20~25℃とされています。夏の一番暑い30℃以上あるときに1日中、強い日差しをあびるとさすがに、葉が茶色に焼けたり、根が傷むことがあります。

 次に3つ目の原因として考えられるのが、風通しの悪い場所に置いて育てている時です。これも高温障害と考えられるのですが、ベランダの四隅やビニルハウスの中など、風が全く通らない場所に常に置いて育てていると気温が高くなり、生育に悪影響を与えることがあります。

 最後に4つ目の原因として考えられるのが、水と肥料不足です。1番目の理由で常に多湿状態は良くないと書きましたが、常に水不足状態も良くありません。そして、植え付けから2週間後を目安に追肥を行うことも必要です。

結局、葉がしおれている原因は?

 まず、1つ目の原因については、私のシソは水やりを朝と夕方の2回あげています。しかし、日陰でも育つというイメージがあったので、常に日陰になる場所に置いて、育てていました。なので、土が乾燥しないまま、水やりを行っていました。これは、良くなかったかもしれません。

 2つ目の原因については、まだ30℃以上の気温にはなっていないし、葉の色も茶色にはなっていないので考えにくいと思います。

 3つ目の原因については、ベランダに置いていますが、風通しはかなり良いので、これも考えにくいと思います。

 最後の原因の水やりと追肥についてですが、水やりは毎日、朝と夕方にあげているので、足りないことはなかったはずですが、水をあげすぎていたもしれません。土の状態を見ながら、水やりを行う必要がありました。追肥については、植え付けから10日しか経っていませんが、葉の元気のなさを見るとそろそろ追肥を行った方が良いかもしれません。

 ということで、これからの栽培方法は、

 ・朝と夕方の水やりは継続するけど土が乾燥になったのを確認してから水やりをする。

 ・プランターは、ずっと日陰の場所に置かずに、半日は日陰、半日は陽が当たる場所の置く。

 ・2週間~1ヶ月の間を目安に液体肥料を注入してあげる。

 これらの3つが大切かなって思います。

 そこで、早速、プランターの場所を変えて、液体肥料を3つの苗の間に2本差し込みました。

 効果が現れるといいですね♪

コメント