根域制限栽培ぶどうにわら被覆

ぶどう

 我が家では、8年前から巨峰の木を1本、庭のミニ畑で育てていますが、今年も無事に芽が開花して、既に小さいぶどうの花穂も出始めました。

 こんな小さい穂が、大きな巨峰に育ってくれる過程は、とっても育て甲斐があります!

 そして、今年から開始した藤稔の根域制限栽培も、苗木から新芽が出てきて、最初の穂を付けてくれました♪

 そこで、今日は、1年目の栽培で必要なわらの被覆作業(わら敷き)を行いました。

1年目のぶどうの苗木にわらを敷きが必要な理由

 今年の2月19日に不織布を使った特殊な素材のポットに藤稔の苗木を植え付けしてから、約2カ月半が経過しました。

 この2本の新梢を育てて、上に伸ばして生長させていきます。

 そして、この根域制限栽培では、水が下に流れてポットから流れていくので、1年目の苗木を健康に生長させるために、わらを敷いて、土の上を被覆させる必要があります。

 このわらを敷く理由ですが、まず、①土を乾燥させないようにすることが挙げられます。

 冬に苗木を土に植え付けてから、暖かくなってきた時に土の水分が不足すると、生長が一気に妨げられてしまいます。

 わらを敷くことによって、土の水分が上へ蒸発するのを防いで、土を保湿する効果があります。

 2つ目の理由として、②病原菌から土を守ることが挙げられます。

 これは、露地栽培でも注意が必要ですが、ぶどう栽培を開始すると、土の栄養分を求めて、害虫などがやってきます。

 この害虫が土の中に侵入して、増殖してしまうと、土も栄養分が失われてしまうだけではなく、土に病原菌を発生してしまう恐れもあります。

 わら敷きには、このような害虫の侵入を防ぐ効果もあります。

 3つ目の理由として、③わらには有機質成分の肥料効果があることが挙げられます。

 稲のわらには、有機質の成分が含まれており、このわらを敷いて水をあげると、その有機質成分が水分を通じて、土の中へ流れていき、土の栄養分を補う効果があります。

 このように、ぶどうの根域制限栽培を行う時には、土が乾燥してくる暖かい時期になったら、わらを土の上に敷いてあげると生長が促進されます。

 さっそく、知り合いの農家さんから頂いたわらを土の上、いっぱいに敷いてあげました。

 これで、グングン生長していったらいいな(^^♪

今朝の朝野菜の収穫(ベビーリーフと大根)

 そして、今朝は、ベランダで育てているベビーリーフと大根が採れました♪

 種まきから1ヶ月ちょっと経過して、収穫できそうなサイズまで葉が育ってきました!

 ベビーリーフは、葉の根元から切って収穫すると、そこから新しい葉が、また、育ってくるので、何度も収穫できます。

 春栽培ベビーリーフの初収穫になりました。

 そして、昨年の秋から育ててきたプランター栽培の大根も1本だけ白い根元が出てきたので、収穫しました。

 露地栽培では、周りの土を掘り起こさないと抜けませんでしたが、プランター栽培だと、茎の根元を手で持ち上げれば、スルッと抜けてくれました。

 大根は、ミニサイズですが、これが栄養が詰まって、とても美味しいです。

 ベビーリーフは、これから収穫適期に、プランターの大根も、あと数本残っているので、生長が楽しみになってきました☆

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