5月に苗を植えつけたメロンのプランター栽培ですが、7月には順調に花が開花し、着果もして、実が付いていましたが、7月上旬の大雨の連続にやられてしまい、葉にカビが生えてきました。
メロンは、ウリ科の植物で、雨に当たりすぎるとうどんこ病などのウイルス病が発生したり、アブラムシが寄ってきやすかったり、果実も傷みやすくなる性質があって、軒下で育てていましたが、横からの暴風雨には耐えられませんでした(>_<)
残念ながら、ここからの成長は見込めないので、次の野菜の栽培のために、プランターの株を撤去して、土を再生利用するための準備を行いました。
1.プランターの土を再生利用する時の注意点
我が家の家庭菜園では、プランター栽培の終わった後の土を再生して利用しています。
このことによって、毎年、たくさんのプランターを使って、野菜栽培する時のコストの縮減にもつながっています(^^♪
プランター栽培が終わった後の土は、不純物の除去→土の乾燥→熱湯消毒→日光消毒→リサイクル材の混入を行って、初めて再生利用が可能な培養土になります。
この培養土は、市販されている土よりも野菜の成長が良いので、土の中の微生物が上手に生き残ってくれていると思います。
しかし、上の工程を行う前に、最も注意しなければならないのが、栽培が終わった後の土の中に、不純物の除去をしても、すり抜ける害虫がいたり、土の中に虫が卵を産み付けたりしている点です!
リサイクルし終わった後の土に、害虫がまだ居残っていたら、どんなに頑張って野菜を育てても、元気に育たないことが多いです。
そこで、私が行っているのは、野菜を育て終わった後のプランターは、株を抜いた後でも、すぐに土を袋にまとめずに、土を何日か放置して、土の状態を確認するようにしています。
こうすることによって、株が抜かれた後の土に害虫が混入していないか、虫が卵を産み付けたものが幼虫などに成長していないかを確認することができます。
そこで、ベランダで栽培が終わってしまったメロンとプランター鉢で栽培の終わったミニトマトの株の整理と土の状態を確認しました。
2.栽培が終わった後の土は、やっぱり虫が混入していた!?
ベランダのメロンは、葉にカビが生えていて、これがダメージになったような感じです。
2株、育てていましたが、どちらも今後、成長する見込みがないので、まずは、株を撤去しました。
メロンは、2株とも80㎝近くの長さまで育っていたので、根もかなり深いところまで張っていました。
そして、株を撤去し終わったら、害虫などがいないか、スコップで土を掘って確認していきます。
そしたら・・・!!
いきなり、変な幼虫が出現しました(>_<)
これをGoogleレンズで撮影して調べてみました。
調べたところ、蛾の幼虫でした。
この幼虫をそのまま放置していたら、次の土も良い土に再生できないので、撤去していきます。
さらに、土をかき回していたら、あと2匹の幼虫が出てきました。
このような幼虫が出てきたということは、他にも卵があるかもしれないので、1週間くらいこのまま、放置して様子を見ることにします。
そして、ミニ畑の横で育てているプランター鉢で栽培しているミニトマトも収穫が全て終わったので、株を撤去しました。
こちらの鉢には、害虫が出てきませんでしたが、このプランター鉢も1週間ほど放置して。様子を見る必要があります。
このように、使い終わった後の園芸土を再生利用するメリットは、たくさんありますが、そのやり方を途中で、慌ててやってしまうと、後で再生土と思って使っていても、野菜が育たないことがあるので、リサイクルは慌てずに慎重に行う必要がありますね(^^;
色々と面倒ですが、土の再生利用は、次世代の野菜の成長がとっても良いのでおススメです!!
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