4月16日に苗を植え付けして、5ヶ月間育ててきたミニトマトのアイコですが、まだまだ新しい葉と茎が伸びてきて、花も開花していきます。
気温も最高気温30℃弱、最低気温20℃弱と、ミニトマトを育てるには絶好の天気が続きそうですが、
7月から2ヶ月半以上、収穫を続けてきているので、そろそろ止め時かな?と思います。
園芸情報では、「8月いっぱいまで」とか「9月いっぱいまで」とか書かれていますが、止め時は栽培している地域の気候によっても異なるため、止め時の判断に迷います。
そこで、今日は、ミニトマト栽培を終えるタイミングについて考えてみました。
ミニトマトの生育状態から判断する
ミニトマトの栽培の流れは、4月に苗を植えて、5~6月で株を大きく育てていき、7~8月に実をたくさん収穫して、秋に栽培を終えるのが一般的な流れです。
そして、8月に入った頃から、根元に近い部分の茎や葉が枯れていきます。
その枯れ具合の様子を見て、栽培を終える時期を決めるのも1つの方法です。
7月に株の先端を摘芯して、上への生長を抑えていますが、上のほうの葉や茎が枯れてきて、新しい枝や葉が出てこないようであれば、完全に栽培を終えたほうが良いです。
難しいのは、下の部分の枯れた葉や枝を除いていっても、上のほうにどんどん新しい枝ができて、そこから開花して、実がたくさん成るときです。
我が家のアイコも、まだまだ新しい花が開花してきます。
そのような時に栽培を終えるタイミングの目安にしているのが、着果してから収穫できそうな実のサイズ・色に成長するまでの長さで判断することです。
夏の最もミニトマトが採れる時期だと、着果してから早ければ1週間、遅くとも2週間で収穫できるサイズ・色に育ちます。
ところが、株が弱ってきて、ミニトマトの実まで栄養分を運ぶ力が無くなってくると、着果してから1ヶ月経っても、実が赤くならないことがあります。
そのような状態になると、もう、栽培を終える時期が来ていると言えます。
上の写真の実は、8月下旬に着果したものです。
私が毎年、栽培の終わりの目安にしているのは、1ヶ月経過だと長すぎるので、「着果してから20日経過しても、収穫できるサイズ・色」にならない時です。
我が家のミニトマトも、着果して20日以上、真っ赤に染まらない状態になっています。
これは、ミニトマト栽培を終えるサインなので、今日、露地栽培で育ててきた2つの株を撤去しました。
ミニトマトの株を撤去する時の注意点
最後に、真っ赤に染まった実が3個だけあったので、大切に収穫しました。
ミニトマトの株を撤去していきますが、たくさんの枝が伸びてきているので、園芸バサミを使って切っていきます。
その時に注意することが、収穫用に使っている園芸バサミと同じハサミを使わないようにすることです。
ミニトマトの株の撤去をする時は、たくさんの枝を切ることになります。
その時に、枝の中に病気やウイルスが入っていた場合、ハサミにウイルスなどが付着して、水洗いしても落ちないことがあります。
専用の消毒液を使って消毒すれば問題ありませんが、少し面倒です。
その時は、収穫用は収穫用のハサミ、栽培を終える伐採用は伐採用のハサミと分けておけば、気にせずに使うことができます。
ただ、栽培を終える時に使ったハサミを消毒もせずに、栽培中の野菜や果物の剪定に使うことは、止めておいた方が良いです。
たくさんの枝があって大変でしたが、全部綺麗に撤去していきました(^^;
まだ、実が成っていて、もったいない気がしますが、次の栽培へ気持ちを切り替えて、撤去していきます。
これで、畑が綺麗になりました。
最後に、もう1つの注意点は、株を撤去しただけでは、土の中の不純物(害虫や取り除けなかった根など)が残っているので、土を耕していって、不純物が出てきたら除いていく作業です。
この作業をしていないと、次に栽培する野菜が育たないことが多いので忘れないようにします。
このミニ畑には、10月下旬ころに、いちごの苗を植える予定なので、1ヶ月間ゆっくり土を休めさせてあげます(^^♪
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