ミニトマト(アイコ)栽培の支柱立て

ミニトマト

 4月19日に植え付けを行ったミニトマト(アイコ)ですが、順調に成長してきて、枝の長さが50cm以上になってきました。ミニトマトの苗の成長は早いです。

そして、1輪だけですが、黄色のかわいい花も咲いています。

 この花が受粉して、実がなります。ミニトマトは、いちごと違って、虫や風などの自然環境によってある程度は受粉するので、そのまま放っておいても実はなります。ただ、確実にたくさんの実をならせたければ、人工授粉をしても良いかもしれません。昨年は、千果を2株育てていましたが、人工授粉しなくても、2つの株で合計481個の実が収穫できました。それよりも、これから大事なのが、支柱への誘引とわき芽取りの作業になってきます。 

 そこで、今日は枝を誘引するための支柱立てをしました。

ミニトマト栽培の支柱立ての目的

 ミニトマトは暖かくなってくると成長が早いので、主枝からどんどん側枝が伸びてきて、たくさんの枝ができて、それぞれの枝に実がなります。このたくさんの枝を1本の支柱で育てようとすると、側枝にできた実の重さで枝が折れたり、場合によっては主枝も曲がったりすることがあります。そこで、株の横に支柱を立てることによって、枝を誘引して、それぞれの枝が安定して成長できるようにする必要があります。

 また、枝を支柱に分散させることによって、葉が混み合わずにたくさんの太陽を浴びることができるので、生育も良くなります。

 プランター栽培をする場合でも、1本の支柱で育てるより、2~3本の支柱で育てた方が、収穫できる実の量がたくさんになります。

ミニトマト栽培の支柱の立て方

 まず、最初に苗を植え付けたときに立てた仮支柱を抜いて、同じ穴に120cmの本支柱を立てます。これは、仮支柱の長さが50cmだったため、もう仮支柱の上まで茎が伸びてきているので、さらに伸びたときのために、長めのもので、仮支柱取りも太くて安定している支柱に交換する必要があるためです。仮支柱の時に100cm以上のものを立てた場合は、この作業は必要ありません。

 次に長さ180cm以上の支柱を1株の両側(畝の底のあたり)に1本ずつ立てます。支柱の太さは1.2cmのものを使っています。市販の支柱には、イボが付いているので、土に突き刺して、両手で回しながら土に差し込んでいくと、ある程度の深さまで簡単に入れることができます。

 このように、株の両側に支柱が立っていて、ある程度側枝が伸びてきたら、両側の支柱に誘引していくと、枝を広げて上に伸ばすように生育させることができます。

支柱への誘引方法

 まだ、枝が両側の支柱に届く長さになっていませんが、仮支柱を抜いた後に差した120cmの支柱には、誘因をする必要があります。誘因するときは、なるべく枝を傷つけない素材のものを使います。私は、色んな野菜の誘因にも使えて、支柱同士を結びつけるのにも使えるので、麻ひもを使っています。

 麻ひもで誘引するときの方法ですが、茎にひもを回してから、ひもをクロスさせます。そして、支柱に回して結びます。この時に、茎の側で結んでしまうと茎を傷つけてしまう恐れがあるので、必ず、支柱の裏で結ぶようにします。

 もう1つの注意点としては、茎が成長していくと、さらに太くなるので、余裕をもたして結んでおくようにします。

 ミニトマトは、これからもどんどん成長していくと思うので、様子を見ながら、枝が伸びてきたら畝の両側の支柱にも誘引していこうと思います。

 それと同時に、黄色い花がたくさん咲いてくれたら嬉しいな♪

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