6月から収穫を続けていたニラですが、昨日の収穫で今年最後の収穫となりました。
葉の太さも細くなってきて、縦スジの入った固いニラも出てきたので、このような葉が増えてきたら、その年の収穫を終わらせます。
夏場のニラの収穫は、株元から3~4㎝の箇所をハサミで切って収穫し、何回も収穫を繰り返してきましたが、最後の収穫はこれ以上、葉を伸ばす必要がないので、株の根元から切って収穫しました。
最後の収穫は、113gと、本当にたくさん収穫をすることができました。
我が家のニラは、知り合いから頂いた苗をプランター2つの植え付けして育てていましたが、よく育ってくれたのと栽培管理がとても楽だったので、夏場に重宝する野菜の一つになりました。
ニラの植え付け時期は中間地で6~7月頃又は9~10月になりますので、「今年から栽培をしてみようかな~?」という方の参考になればと思い、今年の栽培記録を残してみました(^^♪
1.ニラ栽培の土作りと地下苗の植え付け
市販のニラを植え付けする場合は、初夏か秋に行いますが、2年目に入った地下苗をもらったのが2月だったので、2月に植え付けを行いました。
苗を植え付けする前に、プランターに土作りを行います。
今回、植え付けするプランターは、深さ20㎝、縦幅20㎝、横幅45㎝のプランターを使ったので、1つのプランターに3株植え付けすることにしました。
通常、ニラの土づくりは、野菜用の培養土10ℓに苦土石灰20gと化成肥料20gの割合で混ぜたものを使用します。
しかし、ニラの適正なpH は6.0~6.5なので、苦土石灰は混ぜずに、また、使用する土は再生剤を混ぜた肥料肥料入りの土を使用することにしたので、再生土のみで植え付けすることにしました。
植え付けする地下苗が、7㎝ほどの大きさなので、それくらいの大きさの穴を掘って、苗を植え付けしていきました。
2つのプランターに大小6つの苗を植え付けして、水やりをしておきました。
2.春の生長と追肥のタイミング
4月に入ってくると植え付けした苗から、元気な葉がたくさん伸びてきました。
苗の植え付けから1か月半は、追肥も行わずに、土が乾いたら水やりを行う程度の管理でした。
ニラの追肥は、冬の枯れている間は、全く行う必要がありません。
最初に追肥を行ったのは、苗を植えつけてから約3か月経った5月中旬頃です。
今年の我が家の野菜は、全て有機質肥料を使って育てることにしたので、ニラの追肥も有機質肥料を施しました。
追肥の量は、1株あたり10gの量の肥料を使いました。
5月を過ぎると葉の生長も早くなり、どんどん大きく、たくさんの葉が育ってきたので、これ以降は、1ケ月に1回、同じ量の追肥を行いました。
3.初収穫から約4ヶ月半の収穫量
葉が大きくなってきて、太さも食べ頃サイズに育ってきたのは、6月に入った頃でした。
家庭菜園でニラ栽培をする時は、株ごと採らずに、葉の根元を園芸バサミで切って収穫すると、そこからまた、葉が伸びてきて何度も収穫できるので、葉の根元を切って収穫しました。
ニラは、葉ネギと同じように、料理に使いたい量だけ収穫することができるので、とても重宝しました。
そして、10月半ばまでコンスタントに採り続けることができました。
(月別の収穫量)
6月・・・143g
7月・・・86g
8月・・・134g
9月・・・182g
10月・・・194g
これだけ採れたので、この5ヶ月はニラを購入しなくて済みました(^^;
4.ニラの花芽ができた時の対処方法と冬場に向けての管理
9月頃になってくると、ニラの葉の先端に蕾ができてきました。
この蕾をそのまま放置して、花を咲かせてしまうと、花のほうに土から吸収した栄養分が行ってしまうので、美味しいニラの葉を育てることができません。
よって、蕾を見つけたら、葉の根元部分から切り取っていきます。
ちなみに、この蕾を付けたニラを採ったもので、柔らかいものは、花ニラとして美味しく食べることができます。
さて、今年の収穫が終わったニラですが、まだ2年目なので、大事に育てれば、あと1~2年は、育て続けることができます。
冬場に入ると生長を止めてしまうので、頻繁な追肥は必要ありませんが、土が乾燥しきっていたら水やりをするようにします。
そして、寒さで地上部の葉が完全に枯れ切った頃に「お礼肥え」といって、1回だけ肥料を施すようにします。
このように、ニラの栽培は、管理がとっても楽なのに、収穫量はかなりの量が採れるので、とっても楽しかったです♪
来年もたくさんのニラの葉が育ちますように!
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