昨年の9月18日に種まきをしてから約4か月経過したほうれん草がとっても大きく育っていました。
ほうれん草は寒さに強く、水分もそれほどたくさん必要としないため、昨年の12月からは、ほとんど放置状態でした(^^;)
それでも、元気に食べられそうなサイズまで枯れることなく育ってくれました♪
草丈で測ると20㎝くらいですが、十分、食べられるサイズです。
ほうれん草は、株ごと引き抜いて、根っこ部分はハサミで切り落として収穫します。
株間を短くとっていたため、1株1株引き抜くと隣の葉にからまって大変でしたが、丁寧に引き抜いていったら、綺麗に収穫できました。
野菜収穫用のトレーいっぱいに採ることができました!
これだけ採れたら、収穫量の重さを計るのも楽しみです。
トレーを計りに載せて0セットします。
今日のほうれん草の収穫は、114gでした(^^♪
少し、生で食べてみましたが、驚くほど甘くて、育てた甲斐がありました。
これで、昨年の9月から続いたほうれん草の栽培は、いったん完了ですので、栽培記録をまとめてみました。
ほうれん草は、鉄分、ミネラル、ビタミンが豊富で、寒さにも強く、種まきからでも簡単に育てることができるので、おススメです。
1 ほうれん草の土づくりと種まき
ほうれん草は、春にまいて初夏に収穫する品種と秋にまいて冬に収穫する品種があります。
今回、私が育てていたものは、秋まき用の「次郎丸」という品種です。
土づくりですが、露地栽培でもプランター栽培でも、種まきの1週間前に苦土石灰と化成肥料を混ぜておきます。
ほうれん草栽培に適正なpHは6.5~7.0なので、雨が降ったりして酸性化すると発育に悪影響を与えるので、苦土石灰は適正な量をしっかり混ぜておきます。
ほうれん草は、土の表面がでこぼこしていると、発芽しなかったり、成長しない場合があるので、種まきを行う前に土の表面は、真っ平になるようにならしておきます。
プランター栽培の場合は、10㎝間隔で、深さ1㎝ほどのまき溝を作ります。
私の使ったプランター鉢の直径が45㎝ほどだったので、まき溝は3列作りました。
そして、このまき溝に1㎝間隔で種を2個ずつ、まいていきます。
種まきした後は、まき溝を埋める程度に土を被せて、たっぷり水やりを行います。
ほうれん草は、多湿に弱いので、種まきした後の水やりは、土が完全に乾燥したら、水やりする程度で大丈夫です。
私は、10月ころまでは、ほぼ毎日、11月は2~3日に1回、12月~1月は雪も降ったりしたので、1回か2回した程度です。
2 ほうれん草の発芽と間引き
9月は、まだ残暑が厳しく、天気が良かったこともあり、種まきの2日後には発芽しました。
まだまだ、か細い芽ですが、とってもかわいらしいです。
そして、種まきから2週間も経過すると、芽もたくさんになり、丈も5㎝以上の長さになってきました。
このままでは、成長して大きくなると、1株ごとのほうれん草が大きくならないので、間引きを行います。
間引きは、3~4㎝間隔になるように行います。
手で引き抜いても良いですが、ベビーリーフの間引きの時のように、間引きしたくない芽まで一緒に抜けてくるので、ピンセットを使って抜いていきます。
きれいに等間隔で間引きができました。
間引いた後は、土の地盤が弱くなっているので、それぞれの芽の根元に土寄せして、少し手で押し付けて、芽が簡単に抜けてしまわないようにします。
3 ほうれん草の追肥と夜間管理のコツ
種まきから2か月ほど経つと、草丈が7㎝以上になってきました。
草丈が7㎝以上になってきたら、1回目の追肥の目安です。
まだ、10月なので、あまり肥料をあげすぎるとアブラムシが寄ってくるので、必要最小限の量にしておきます。
直径45㎝ほどのプランター鉢で、化成肥料を10g程度で十分です。
鉢全体に行き渡るようにまきます。
追肥は、1回のみで大丈夫です。
また、ほうれん草は、夜間に電灯などの照明に当て続けてしまうと、「とう立ち」といって、昼間と勘違いして茎が長く伸びすぎてしまい、葉が固くなってしまう症状が起こるので、夜間は街灯や門灯などの明かりが当たらない暗い場所に置いておくことが大切です。
4 冬場の管理と収穫
12月になると、今年の京都は、雪が降ったり、氷点下の日が続いたりと、とっても寒かったので、土が乾燥することは、ほとんどなかったです。
よって水やりをすることは、ほとんどなく、放置状態でした。
ただ、今年は、雪の日が多かったので、ほうれん草の上に雪が積もってしまわないように、軒下に置いたりすることだけは気を付けました。
年が明けると、いつでも収穫できそうなサイズになってきました。
そして、今日、全てのほうれん草を収穫しました。
今年は、例年以上に雪が多く、大きく育つか心配でしたが、過湿状態にしないように、プランターを置く場所と陽当たりの良い場所においておけば、元気なほうれん草に育てることができます。
それに加えて、昼夜の寒暖差が大きければ、甘みが出て良いかもしれません。
ほうれん草は、手間がかからないので、次の3月からの春まきほうれん草にチャレンジしても良いですね♪
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