これまで、30品種くらいの野菜を育ててきましたが、育てるのが一番好きな野菜はミニトマトです。
理由は、育てる過程で様々な作業がありますが、その作業が楽しいのと、その努力に見合った収穫数の多さです。
なので、ミニトマトは、10年以上、毎年、育ててきて色んな品種を育ててきました。
そんな中でも、ここ数年お気に入りなのがアイコです。
ミニトマトの中でも、糖度がとても高いので、手軽に甘いトマトを育てることができるからです。
5日ほど前に有機質肥料のボカシ肥料を混ぜており、土づくりは出来ていたので、今日はマルチを張って、苗の植え付けを行いました。
マルチを張ってミニトマトを育てるメリット
ミニトマトは、土に苗を植え付けするだけで育てることができます。
しかし、マルチシートを張ってから育てると次のようなメリットがあります。
・黒色のマルチは、気温の低い時期に使うと、地温の低下を抑えられる。
・畝の多湿状態を抑え、雨による肥料の流出も防いでくれる。
・雑草が生えるのを抑えてくれる。
この中でも、最も大きなメリットは、マルチを張るとほとんど雑草が生えないことです。
以前は、マルチを張らずにトマト栽培をしていましたが、初夏から秋にかけての雑草の量がものすごくて、ひどいときには3日に1回は雑草抜きを行っていました(^^;
しかし、マルチを張ることによって、この雑草抜きの労力がなくなりました。
これは、色んな作業を行わなければならないトマト栽培の中で、大きなメリットになります。
今日も、苗を植え付ける前にマルチシートを畝に張りました。
マルチを張ってアイコの苗を植え付け
まず、マルチシートを畝の大きさに合わせて切って、畝の上に広げてマルチストッパーで固定します。
マルチを張ったら、植え付け箇所に穴を空けます。
穴のサイズは、苗のポットの大きさに合わせて切り抜きます。
いきなりハサミを使って円形に切り抜くと綺麗な円形にきれないので、最初にカッターナイフで切ってから、ハサミで円形に切り抜きます。
私の購入したポットの大きさが直径8cmほどだったので、まず、マルチの穴を空ける箇所にカッターナイフを使って、直径8cmの十字の切り込みを入れます。その後、ハサミを使って円形状に切り抜くと、綺麗に円形に切り抜くことができます。
ミニトマトの株間は、45㎝~50㎝ほどなので、2つの苗を植えるために2か所に穴を開けました。
次に、穴の空いている箇所の土をポットの深さに合わせた大きさに掘ります。
掘った土は、苗を植え付けた後に上から戻してあげるので、畝の横に置いておきます。
苗をポットから出して、穴に埋めるように植え付けします。
苗を植え付けた後、その土を戻して、苗がまっすぐになるように、土を触って苗の向きを整えてあげます。
この時に、苗を直接、触って整えないように気をつけます。
そして、植え付けた後は、仮支柱を斜めに差して、麻ひもで茎と支柱を固定します。
この時に、少し、すきまに余裕のあるくらいで結ぶようにします。
植え付けた後は、少しだけ水やりをしてあげます。
ミニトマトは、原産地が南米のアンデス地方の乾燥地帯なので、乾燥と暑さに強いため、春の段階では、過度に水やりを行う必要はありません。
これで、しばらく苗が大きく生長するのを見守ります。
そして、今年は、鉢でも栽培しようと思い、こちらも植え付けしました。
畑のほうが根が広がる分、大きく生長しそうですが、露地栽培とプランター栽培で比較するのも楽しいですね。
京都は明日から晴れの日が続きそうなので、生長がとっても楽しみです♪
コメント