ぶどう(巨峰)の初収穫

ぶどう

 2016年の夏に我が家の家庭菜園用ミニ畑の片隅に50~60㎝ほどの長さの巨峰の苗の木を植え付けして6年目になりました。

 ぶどうの木は、苗の木の大きさにもよりますが、植え付けして3年ほどで房がなり、収穫できるようになると聞いて始めました。

 その通りに、ちょうど木を植え付けして3年目の2019年の夏に初めて房が実って、20房ほど収穫できました。

 そして、2020年も同じように20房ほど収穫できましたが、その夏~秋にかけて、ぶどうの天敵である「ブドウスカシバ」という蜂に似た蛾の害虫に浸食されて2021年は収穫できないどころか、木を根元から1m近くのところまで伐採しなければなりませんでした。

 (上の写真は2021年5月に伐採したときのものです。)

 この時は、「もう復活して美味しい巨峰の実を付けないんじゃないか?」と、かなり落ち込みました(-_-;)

 でも、巨峰の木は、力強く、たった1年で見事に復活してくれました。

 4月になると側枝が元気に伸びてきて、棚全体に枝を伸ばし始めました。

 わずか1年で、元気に枝を伸ばし始めたのは、有機質肥料のボカシ肥料を適度に散布した効果が大きかったです。

 見事に側枝が主枝に変わり、たくましく太い幹になって、復活してくれました!!

 そして、今日、2年ぶりに巨峰の房を収穫することができました♪

1.8月の巨峰の栽培管理とぶどうの収穫の目安

 ぶどうの木は、7月から8月中旬にかけてが、「果実肥大時期」になり、根の先端の細根と呼ばれる部分が伸びていって、水の吸収と肥料の吸収も大きくなっていきます。

 この水と肥料の栄養分の吸収によって、果実を大きくしていきます。

 この時期は、水の吸収による土の乾燥に気を付けることと、肥料の中でも実の成長に大切なカリウムの不足に気を付けることです。

 今年は、猛暑日も多かったですが、大雨の日も多かったので、土が乾燥しすぎることがなく、夕方に1回の水やりを行う程度で大丈夫でした。

 肥料は、3週間~1ケ月に1回程度、有機質肥料のボカシ肥料を20g散布する程度で、問題なく成長しました。

 そして、収穫の目安ですが、ぶどうは糖度が、18度以上になった頃が収穫の時期と言われていますが、見た目では糖度は分かりません。

 そこで、巨峰の糖度が18度以上になった見た目の色の目安は、市販されているような巨峰の真紫の色になった頃が収穫の目安になります。

 今日、ぶどうの袋の下から覗くと、濃い紫色の実が成った房が1つあったので、初収穫を行うことにしました。

2.今年の巨峰の初収穫

 ぶどうは、収穫の適期を逃してしまうと、脱粒が激しくなり、せっかく実った実が無駄になってしまいます。

 ぶどうの収穫時期は8月中旬~9月上旬になるので、これからは、毎日のチェックが欠かせません。

 そして、収穫する時間帯ですが、野菜の場合は、朝のうちに収穫するほうが元気な野菜が採れますが、ぶどうの場合は、早朝に収穫してしまうと実が肥大している時間帯で、裂果しやすいので、午後からの収穫するのが良く、特に暑い夏は夕方に収穫することが適しています。

 今日は、16時過ぎてから収穫を行いました。

 房の茎の根元を切って、収穫しました。

 昨年は、害虫のブドウスカシバに侵食されて、初めて収穫できない1年となってしまったので、今日の収穫は、とっても嬉しかったです!!

 自然落下によって、実は14個と少なめでしたが、これからの房に期待したいです(^^♪

 重さも計量しておきました。

 これからのぶどうは、果実が肥大して収穫適期を迎えていくので、毎日のチェックを欠かさず行う必要がありますね☆

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