ニラの地下苗の植え付け

ニラ

 先日、知り合いの方から、ニラの地下部分の苗をいくつか頂きました♪

 とっても健やかに育っていたようで、根っこの反対側には、もう、緑の葉が出てきています。

 ニラは、ヒガンバナ科の植物で、一度植えて、最初の収穫を行っても、その後3~4年は、続けて収穫することができます。

 今日の京都は雨降りでしたが、「これは、良く育つよ~」と言って、もらった大切な苗なので、ベランダの軒下で苗の植え付けを行うことにしました。

育ったニラの地下苗の植え付け

 ニラはプランターでも育てることができます。

 大きさの目安は、深さ20㎝、縦横の幅は、半径10㎝で1株、植える大きさになります。

 今回、植え付けするプランターは、深さ20㎝、縦幅20㎝、横幅45㎝のプランターを使ったので、1つのプランターに3株植え付けすることにしました。

 通常、ニラの土づくりは、野菜用の培養土10ℓに苦土石灰20gと化成肥料20gの割合で混ぜたものを使用します。

 しかし、ニラの適正なpH は6.0~6.5なので、苦土石灰は混ぜずに、また、使用する土は再生剤を混ぜた肥料肥料入りの土を使用することにしたので、再生土のみで植え付けすることにしました。

 この再生土は、昨年秋のリーフレタスも元気に育ったので、ニラの成長も楽しみです。

 プランターに植え付けしていきますが、もらった地下苗の根っこが、7㎝以上も伸びていたので、土を掘る深さも7㎝以上にします。

 この穴に苗を植えていきます。

 2つのプランターに大小6つの苗を植え付けしました。

 すでに、緑の葉が伸びそうなので、これからが楽しみです!

ニラの特徴と性質

 ニラには、葉を大きく育てて葉を食用にする葉ニラと蕾の付いた若い花茎を食用にする花ニラに分けられます。

 1つの株から何年かに渡って収穫できますが、初年度の葉が最も味が濃く、生長し過ぎたものは繊維が固くなっていきます。

 収穫時期は、中間地で、1年目は7月中旬~10月頃までですが、2年目以降は、早ければ5月~10月まで収穫を続けることができます。

 ニラのもっている栄養分は、ネギと似ていてβカロチンをたくさん含んでいるのが特徴で、緑黄色野菜の中でもたくさん含んでいます。

 βカロチンは、油に溶けると体に吸収しやすくなるため、炒めものに使うとより効果的だと言われています、

 (レバニラ炒めなんかは、中華料理屋で人気がありますね。)

他にも、ビタミンA、C、Eの他にビタミンB₁も適度に含まれているので、疲労回復にも良く、「野菜のマルチビタミン」のような野菜です。

 そんなニラを家庭菜園で育てて、料理に使って、体の体調を整えていくのも魅力的です。

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