玉ねぎの苗の植え付け

玉ねぎ

 玉ねぎ栽培を予定しているミニ畑に有機質肥料を混ぜ合わせてから、11日が経過しました。

 通常、玉ねぎの植え付け前の土作りでは、元肥を混ぜてから1週間も経過すると、肥料が土になじむので、苗を植えても十分な状態になっています。

(手前の緑のプラスチックケースは、アリ退治用のトラップです(^^;))

 念のため、苗の植え付け前に土壌酸度を測定しておきました。

 pHは、6.8弱でした。

 元肥を混ぜ合わせた時に測定したpHは6.6だったので、少しアルカリ性寄りになりました。

 玉ねぎの適正なpHは、6.5~7.0なのでpHもバッチリです。

晩生(おくて)たまねぎの苗の植え付け

 市販の玉ねぎの種類は早生(わせ)種、中生(なかて)種、晩生(おくて)種の様々な種類があります。

 どの品種も、苗の植え付けは10月下旬~11月下旬が中心ですが、収穫時期は、早生種で5月中旬頃から、中生種で5月下旬~6月中旬、晩生種は6月中旬~下旬頃と、品種によって収穫できる時期が異なってきます。

 いずれにせよ、玉ねぎは苗の植え付けから収穫までが半年以上の長丁場になるので、今年の玉ねぎ栽培の品種は、晩生種であるタキイ種苗の「ケルたま」を選びました。

 「ケルたま」は、上手に育つと色つやが良く、甘みが強い玉ねぎになるとの説明が書いてあったので、とっても楽しみです!

 ちなみに、価格は1ポットに10~15苗入って250円(税込み)でした。

 まず、苗のかたまりをポットから取り出して、1本ずつに分けていきます。

 1本ずつに分ける時に雑に行ってしまうと、せっかく生えてきている根が切れてしまうことがあるので、ゆっくりと丁寧に根が切れないように分けていきます。

 玉ねぎの植え付けに適した苗は、根元の白い部分が7㎜~8㎜なので、その太さの苗を優先的に植え付けしていきます。

 苗を植えつける深さは、2~3㎝の穴を開けて根元の白い部分の半分が埋まるように植えていきます。

 株間は10~15㎝とれば十分ですので、タテ・ヨコともに13㎝の幅で植えていきました。

 1.5m×70㎝の広さのミニ畑で30本の苗を植え付けすることができました。

 しかし、まだ、苗が数本、余っていたので、試しに育ててみようと思い、園芸鉢でも育てることにしました。

 玉ねぎは、水切れすると玉が太らなくなるので、最後にたっぷり水やりをしておきました。

 これから寒い冬を乗り越えて、収穫は来年の初夏になると思うけど、大事に育てていきます♪

玉ねぎの特徴と栄養素

 玉ねぎには、その色によって、黄玉ねぎ、赤玉ねぎ(紫玉ねぎ)、白玉ねぎの3種類に分別されます。

 今日、植え付けした「ケルたま」は、黄玉ねぎにあたり、もっとも多く出回っている種類です。

 黄玉ねぎは、赤玉ねぎや白玉ねぎに比べて、苦味がありますが、保存期間が長くとることができるのが特徴です。

 よく、家の軒下につるしているのを見かけますが、あれは、風通しを良くして、乾燥させればさせるほど長持ちするからです。

 玉ねぎの栄養素ですが、玉ねぎを切った時にその水分が目に入って、目を開けてられないほどの刺激があり、涙が出てくることがありますが、あれは、玉ねぎの中に含まれている硫化アリルという成分のためです。

 この硫化アリルは、料理する時には厳しい成分ですが(-_-;)、体にはとても良く、血液をサラサラにする効果があるため、コレステロールの代謝の促進や血液にかかる血栓予防にも効果があると言われています。

 また、玉ねぎには別の栄養素で、ケルセチンという栄養素が含まれています。

 このケルセチンは、動脈硬化の予防や、最近では認知機能の維持にも効果がある研究発表が出されています。

 生食では、苦いイメージのある玉ねぎですが、調理方法では甘い味にすることができ、品種によっては黄玉ねぎでも、甘い品種があるので、育てるモチベーションにもなりますね。

 私の来年の目標は、家庭菜園で育てた玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、その他の作物を使って。野菜カレーを作ることです!!

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