桐すのこのプランター棚は万能でした!

DIY

 こんにちは、珠子です。私が前から気になっていた、我が家のベランダ。

 ベランダの外壁の高さが1m以上もあったため、ベランダの床にプランターを置いても、全然、陽が当たらなかったんです。

 そこで、前から、「ここに高さのあるプランター棚を置いたら、陽も当たるし、見た目も良くなるし、プランターをたくさん置けるのに。。。」って思っていました。

 こんな感じなので、床タイルにそのままプランターを置いたら、陽が当たらないため、「スペースがもったいないなぁ・・・」なんて思ってました。

 そこで、今日は、桐すのこを使った簡単に作れるプランター棚に挑戦してみました。

プランター棚の材料にした桐すのこってどんな性質?

 私がよく行くホームセンターには、たくさんの種類のすのこが置いてあります。よく置いてあるのが「桐すのこ」という材料なんですが、「桐」ってよく聞くけどどんな材料なんでしょうか?

 日本の木材を使った製品で、良く使われる木の種類は主に、「桐(きり)」、「檜(ひのき)」、「杉」、「パイン材(松)」があります。その中で、桐というのは、ゴマノハグサ科の植物で、実は古くからは高級品の材料として使用されていました。特徴としては、「とても軽い」、「熱伝導率が低い」、「抗菌作用に優れる」、「湿気に強い」といった特徴があります。

 これらの特徴からも分かるように、植物を育てる棚としても最適なのが分かります。

 よく、「桐すのこベッドはカビや湿気に良い。」って聞くこともありますね。

 そこで、プランター棚を作るのに、横幅75cm×縦幅33cm×厚さ2.7cmの桐すのこを2枚、横幅50cm×縦幅33cm×厚さ2.7cmの桐すのこを2枚用意しました。

 そして、この桐すのこ4枚を組み合わせて、長さ2.2cmの細くぎを使って組み立てていきます。

 まず、横幅75cmの桐すのこと横幅50cmの桐すのこを細くぎで固定します。75cmの桐すのこはプランターを置く棚になり、50cmの桐すのこは立てて両端の柱となるように固定します。

 このように、桐すのこを組み合わせて、1つの板に2カ所くぎ止めするように、くぎを打ち付けていきます。

 そして、もとも桐すのこの製品として木工用ボンドでくっついていた板も、念のため1カ所はくぎで打ち付けておきます。重さや雨などで木工用ボンドの接着力が弱まり、板が外れるのを防止するために行います。

 全てのくぎを打ち付けたら形が出来上がります。

 30分もあれば、出来上がるので、とっても簡単です!

防腐・防カビのためにウッドガード塗り

 出来上がったプランター棚を室内に置く場合には、特にウッドガード塗りは必要ないんですが、ベランダなどの外に置く場合には、腐ったりカビたりするのを防止するために塗る必要があります。

 ウッドガードというのは、(株)アサヒペンの商品名で、大きい意味では、木材品の防虫・防腐・防カビ用にニスです。

 我が家には、ウッドデッキもあり、このウッドガードを使って15年以上腐らないで持続しているので、DIYで木材製品を作った時は、必ず、このウッドガードを使用しています。

(※害はないですが、匂いはきついので、使用するときは必ず、屋外で使用します。)

 また、ウッドガードには以下のような特徴があります。

 ・シロアリ・腐れ・カビに対して長期間強い効果を発揮する。

 ・木部に深く浸透して、内部から木部を守る。

 ・日光や雨に強い。

 ・塗りやすく木目を美しく生かす。

 ・色あせしにくい耐候性顔料を使用している。

 ・安全性に配慮した薬剤を使用している。

 さっそく、屋外でウッドガードを塗ります。油性なので、油性専用のハケを使います。

 塗るときは、ポタポタたれるので、必ず新聞紙などを敷いて行います。ひととおり塗ると、木の味わい深い色が出てきて素敵な感じになります♪

 このまま、3時間ほど乾かします。

完成したプランター棚をベランダに設置してみました

 3時間ほど乾かしたら、すっかり乾いてウッドガードの匂いも少なくなってきます。

 さっそく、ベランダに置いてみました。桐すのこオンリーの材料なので、とっても軽いです!

 ビニル菜園棚だけポツンと置いてあったベランダが、ちょっといい感じになりました♪

 さっそく、プランターも置いてみます。

 上の段には、ベビーリーフとラディッシュのプランターを、下の段には日陰でも良いシソのプランターを置いてみました。

 これで、陽当たりも良くなるし、置くことができるプランターの数も増えて、楽しみですね!

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