9月20日に種いもを袋の土の中に植え付けした秋じゃがいも(ニシユタカ)ですが、植え付けから3か月以上も経過したのと、ここ数週間の極寒の影響で、元気に伸びていた葉が完全に枯れてしまいました。
ここまで、枯れてしまったら、じゃがいもの生長は期待できないので、この4つの袋栽培のじゃがいもを収穫することにしました。
さて、袋栽培の秋じゃがいもの結果は?・・・
中・小サイズ合わせて、13個の収穫でした。
秋じゃがいもの栽培のポイントは、何と言っても、どれだけ天候に恵まれるか?だと思います。
これは、じゃがいもの栽培で大切なのは、上に伸びた葉がどれだけ太陽を浴びる時間が長いか、ということと、土を乾燥させることだからです。
昨年は、雪の影響でほとんど収穫できなかったですが、今年も袋栽培とはいえ、もう少し、収穫したかったな~というのが本音です。
ま、1食分のじゃがいもが採れただけでもいいか(^^♪
これで、袋栽培の秋じゃがいもが終わった(露地栽培はまだ、栽培中ですが・・・)ので、栽培記録をまとめました。
1.秋じゃがいもの種いもの芽出しと植え付け
昨年の秋じゃがもの品種は、「デジマ」を選びましたが、雪の影響でほとんど収穫できなかったので、今年は別の品種が良いと思い、「ニシユタカ」を選びました。
じゃがいも栽培の始まりは、種いもの芽出し(土の中に植えずに、種いもを太陽に当てて、芽をある程度の長さまで伸ばす作業)から始まります。
種いもをそのまま、土の中に植え付けても良いですが、ある程度、芽出しをしてから植え付けたほうが、生長が早く、じゃがいもの育ちも良いです。
芽出しを始めてから10日ほど経過すると、上の写真のように新芽が伸びてきます。
ここまで伸びてきたら、この種いもを土の中に植え付けします。
一番大きい芽を上にして、深さ15㎝ほどの穴を開けて種いもを植えつけします。
じゃがいもの袋栽培の袋の作り方は、下記の記事をご参考にしてください♪
2.秋じゃがいもの芽かき作業と追肥
じゃがいもの芽かき作業は、地上に出てきた芽の長さが10㎝~15㎝以上になってきたら、1つの種いもから出ている芽を2本に絞るように他の芽を根元から切ってしまいます。
じゃがいも栽培で芽かきを行う目的ですが、芽があるとそれだけたくさんの実がなりますが、混み合ってしまって、それぞれの実が小さくなります。
小さいじゃがいもや、みどり色のじゃがいもは、ソラニンという有毒物質が含まれているため、食べることができません。
よくじゃがいもの芽を取ってから調理するのもじゃがいもの芽には、ソラニンが含まれるためです。
よって、じゃがいも1つ1つを食べられるようにするためには、大きく育てる必要があり、そのために芽かきという作業が必要になります。
ちなみに、じゃがいもの葉も、このソラニンが含まれているので、食べてはいけません。
芽が伸びてきたら、土を上に盛っておきます。
これをしておかないと、できたじゃがいもが地上に飛び出てしまうこともあるし、土があまり被っていないと太陽に当たりすぎて、ソラニンが作られてしまいます。
土を盛る目安としては、元々の土の高さからプラス5cmくらい土が盛られるように行います。
この土を盛るときと同時に追肥もしておきます。
肥料は、有機質肥料のボカシ肥料を1株あたり30gの量を追肥しました。
3.今日の収穫量と露地栽培秋じゃがいもの様子
10月の芽かき作業の時に1回目の追肥を行いましたが、11月にも2回目の追肥と土盛りを行いました。
この頃になると、上の葉と茎も大きく伸びてきました。
そして、今日、上の葉と茎が枯れ切ってしまったので、この4つの袋のじゃがいもを収穫しました。
少し、土を掘ると、じゃがいもの姿が見えてきました!!
この土を掘って、いもを見つけた時は、ホント、至福の時ですね(^^;
全てのじゃがいもを収穫した後は、土を落として、数日、乾燥させます。
月末の食費自給率を出すために、重さも測定しておきました。
中・小のサイズで、合計13個で463㎏でした。
まだ露地栽培も残っているので、昨年と比べて、まずまずの収穫でしょうか?
露地栽培のほうも葉が枯れているので、そろそろ収穫時期かと思いますが、土が凍っているので、収穫は、晴れの日が続いた後かな?
にほんブログ村
コメント