京みず菜のリボベジ

リボベジ

 昨年、結構、ハマったリボベジですが、今日、おいしそ~な京みず菜をサラダに使って、根っこの部分が余ったので、今年初のリボベジをしました。

 根っこの部分があまり短いと、早く育たないので、4㎝以上は残しておいたほうが良いです。

 リボベジというのは、「Reborn Vegetable(再生栽培)」のことで、一度、食べた野菜の残った根っこや茎を使って再び、その野菜を栽培する方法です。

 お財布にも優しく、野菜栽培を始めるに当たって、苗や種を買わなくても良い、家計の負担の軽減を考えて家庭菜園している私にとっては、素敵な栽培方法です♪

 私がリボベジを始めるきっかけになったのは、この本を読んでからです。

「キッチンからはじめる再生栽培(ブティック・ムック社 監修:原由紀子さん)」

 とっても、簡単に分かりやすく、リボベジの方法について書かれた本です。

 さて、今年の京みず菜は、元気に再生してくれるでしょうか?

水菜のリボベジに必要な栽培用品は3つだけ

 リボベジするのに必要な用品は、次の3つだけです。

 ・水耕用の容器

 ・水菜を安定させるためのスポンジ(発泡スチロール)

 ・液体肥料

 まず、液体肥料を作り、容器に入れ、そこに数日間、水菜の根の部分を漬けて再生させるのですが、そのまま漬けておくと、水菜が倒れてしまって、全体が液体肥料に漬かりっぱなしになってしまいます。

 そこで、水菜を安定させるためにスポンジに穴を空けて、そこに水菜を入れて倒れないように固定する必要があります。

 今日は、昨年、使ったメラミンスポンジがなかったので、発泡スチロールで代用しました。

 まず、カッターを使って、発泡スチロールを容器のサイズに切ります。

 基本的に水は、毎日、交換するので、四方に切り目を入れておくと、発泡スチロールが取り出しやすいです。

 次に水菜を差し込む穴を空けていきます。

 水菜によってサイズが違うので、水菜の大きさに合わせた穴を空けます。

 あまり、きっちりしたサイズで空けなくても、水菜が余裕をもって差し込めるくらいで十分です。

 これで、準備完了なので、次に液体肥料を作ります。

リボベジの液体肥料の種類と最適な濃度

 リボベジでは、露地栽培やプランター栽培と同じで、水だけでは野菜が育ちません。

 そこで、野菜を付ける水に液体肥料を混ぜて、生長を促します。

 液体肥料にもいくつか種類がありますが、私は、HYPONeX社の「微粉ハイポネックス」という肥料を使っています。

 「微粉ハイポネックス」を使っている理由は、こちらの記事に掲載しています。

リボベジした水菜に液体肥料を追肥
 4日前に根っこを水に付けてリボベジに挑戦した水菜ですが、今のところ少し葉が成長したかな?というくらいで、それほど変化はありません。そこで、すぐにしなくては!と思いつつ、なかなか買いに行く時間がなくて、できなかった液体肥料の追肥を行いました

 植物の生育に必要な栄養分をたくさん含んでいて、水に溶けてすばやく効く速効性の肥料です。

 昨年、使ってみても、生長の速さは、びっくりするくらい早かったです。

 この微粉ハイポネックスを1000倍希釈で水に溶かします。

 今回、使う容器は、水200mlもあれば十分なので、まずは、ペットボトルに水を200ml入れます。

 その中に、微粉ハイポネックスを0.2g入れます。

 付属の計量スプーンは、1g計量になっているので、およそ、5分の1くらいの量をすくって水に溶かします。

 次にペットボトルのふたを閉めて、しっかり振って、溶かします。

 溶かした後は、先ほどの容器に、その溶かした液体肥料を入れていきます。

 最後に水菜を差しんであげれば、作業完了です。

 横から見るとこんな感じです。

 あまり、茎の部分が使ってしまうと根腐れを起こしてしまうので、根の先端部分が漬かるくらいで十分です。

 今日は、ポカポカ陽気だったので、太陽に当ててあげました。

 ずっと室内に置いておいても、問題なく育ちます。

 さて、今年初のリボベジを京都の伝統野菜「京みず菜」で挑戦ですが、上手に育つか楽しみです。

 リボベジの魅力の一つは、ブランド野菜も再生できる可能性があることですね♪

コメント