秋から家庭菜園で育てられる野菜と冬までの栽培プラン

家庭菜園日記

 年初めに計画した夏野菜までの栽培プランは、失敗した野菜(枝豆とメロン)もありましたが、それ以外の野菜はたくさん育てることができたし、2年ぶりのぶどう(巨峰)も順調に収穫できています。

 夏野菜の収穫が一段落したので、秋~冬にかけての栽培プランを立ててみました。

 秋から冬にかけて育てる野菜は、夏野菜に比べて種類も少なく、難易度が高くなっていきますが、1年間通じて、家庭菜園を楽しみたいので、毎年、計画するようにしています。

 ちなみに、我が家の庭のミニ畑は、1.5m×3.6mの広さで、4つの小さい畝とその周りのスペースを使って、野菜とぶどうを育てています。

1階のお庭で作る野菜の栽培プラン

 栽培プランを立てる時に一番、気を付けなければならないのは、同じ科目の野菜を同じ場所に続けて植えて、連作障害を起こさないようにすることです。

 連作障害の起こる原因は、主に2つあると言われています。

 1つ目の原因が、同じ場所に同じ野菜を植えると、その野菜を好む病原菌ばかり根の周りに増えてしまって、病原菌に対する耐性が弱くなり病害虫が発生しやすくなることです。

 もう1つの原因が、作物によっては土の中から吸収する成分が異なっており、同じ作物ばかり植えてしまうと、土の中から片寄った成分ばかり吸収してしまい、肥料成分のバランスが悪くなり生育を妨げることです。 

 連作障害の出やすい作物と出にくい作物があるのは、この2つの原因が極端になってしまい、生長しなくなるからで、せっかく育てていっても病害虫に侵されたり、いつまでたっても生育しないことが発生します。

 この連作障害を起こさないようにするためには、植える作物を変えたり、植える土の高さの違う作物を植えたりすることによって、病害虫の発生を防ぎ、土の改良を行い、収穫物の品質を高めることになります。

 連作障害にならないように、今年の秋以降の栽培プランを作ってみました。

 プラン表は、エクセルで簡単に作っています(^^;

 ミニ畑①は、6月までじゃがいもを育てていて、9月まで土を休めていた畝です。

 じゃがいもはナス科の属し、玉ねぎはヒガンバナ科に属するのでOKです。

 次に、ミニ畑②は、現在、ミニトマトを育てていて、ミニトマトはナス科の属し、いちごはバラ科に属しているので、全く問題なしです。

 ミニ畑③は、8月いっぱいまできゅうりを育てていて、きゅうりはウリ科に属し、大根はアブラナ科に属するので、これも問題なしです。

 最後に、ミニ畑④ですが、この畝は8月いっぱいまでいちごの苗を植えていて、子苗作りをしたかったのですが、株が枯れてしまったので綺麗に撤去した畑です。

 この畝には、ナス科のじゃがいもを植え付けします。ここも連作障害については、問題なさそうです。

 ぶどうの木と鉢栽培のレモンの木は、1~2ヶ月に1回、追肥して管理していくだけです。

 このように栽培プランを立てると、どの時期に、どんな作業をしなければならないのかが、一目瞭然なので、家庭菜園で多品種栽培を行っていくうえで、とても大切なことですね(^^♪

プランター栽培する野菜の栽培プラン

 畑を使った露地栽培だけでも楽しいのですが、それだけでは省スペースの我が家では、収穫量に限りがあるので、庭の空きスペースやベランダを使ったプランター栽培も行って、多品種栽培を行っています。

 プランター栽培の場合は、使っていた土を全て入れ替えるので、連作障害を心配する必要がありません♪

 よって、自由に栽培プランを計画することができます。

 また、使用済みの培養土は、リサイクル材を使って再利用するので、土を無駄にすることもなく、環境にも優しいです☆

 プランター栽培プランは、次のようになりました!

 九条ねぎ・ミョウガ・ニラは、既に栽培中で、長期間に渡って収穫し続けられているので、そのまま。継続して育てていくだけです。

 ベビーリーフ・リーフレタス・ラディッシュは、まだ、今年の種が余っているので、循環して何度も育てていきます。

 そうすることによって、リーフレタスは、通年で育てることができるようになりました。

 そして、プランター大(700型)では、にんじんは既に栽培済み、あとは、冬野菜の小松菜と大根を育てていこうと思います。

 大根は9月の中旬くらいに、小松菜はいつでも種まきが可能なので、来週くらいに種まきをしていきます。

 これで、秋~冬の野菜の栽培プランを立てたので、あとは体を使っていくだけですね(^^;

野菜作りは、この本をバイブルにしています↓(肥料は有機質肥料ですが・・・)

有機・無農薬栽培は、この本を参考にしています↓

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