3月から育て始めたい野菜5選

家庭菜園日記(野菜)

 2月も半ばを過ぎて、ここ数年では最も寒かった冬が終わりを迎え、春に近づこうとしています♪

 手前の畝から、だいこん→いちご→玉ねぎ、そして、奥の横のプランターでは、にんじんを育てています。

 手前の畝2つは、冬じゃがいもを育て終わって、土も十分に休ませてあげたので、春の栽培計画を作る前に、3月から育て始めたい野菜を考えてみました。

1.ラディッシュ

 ラディッシュは、20日大根とも言われ、早ければ、種まきから20日程度で収穫できることから、そう言われています。

 低コスト・短期収穫できることから、家庭菜園の初心者の方や忙しくて栽培に時間を取れない方にとっては、オススメの作物です。

 また、種は100均でも売っていますが、買うと、スーパーなどではそこそこ高い価格(5個300円くらい?)がするので、コスパが高いのも魅力的です。

 ラディッシュの発芽適温は15~25℃、生育適温は15~20℃なので、暖かくなった3月中旬ころから種まきを始めるのがおススメです。

2.じゃがいも

 じゃがいもの種イモの植え付け時期は、中間地で3月上旬~3月下旬までが目安です。

(中間地は、年平均気温が12~15℃、暖地は15℃以上、寒冷地は12℃未満の地域を目安としています。(アタリヤ園芸より))

 じゃがいもは、園芸店やホームセンターで、ちょうど2月くらいから、種いも(植え付け専用のじゃがいも)が売り始めており、もう、ホームセンターに行くとたくさんの種いもが売り出されています。

 この種いもを購入して、家で芽出しといって、日光に当てて芽を少し出してから、植え付けを行います。

 このほうが、土の中に植えてから、たくさん芽が成長しやすくなるからです。

 また、じゃがいもは、最初の芽出しや植え付けしてからも、雨に当たられないようにビニルを被せたり、どんどん目が出てきたら「芽かき」といって、余分な芽をハサミで切る作業などがあります。

 他の野菜に比べて、少し、手間がかかりますが、初心者でも始めやすく、自分で育てたじゃがいもを採った時の喜びは、格別です(^^♪

3.ブロッコリー

 ブロッコリーは、種をポットまきしてから育てることもできますが、種を買うとたくさん入っているので、大量に育てなければなりません。

 お家の庭で、少量栽培をするのであれば、苗を買ってきて植えるのがおススメです。

 ブロッコリーの苗の植え付け時期は、中間地で3月下旬~4月上旬、暖地で3月上旬~3月下旬、寒冷地で4月中旬~4月下旬です。

 苗の植え付けから収穫までが2か月ちょっとと、他の春野菜に比べて、栽培期間が短いので、次の夏野菜や秋野菜の栽培に入りやすいのも良い点です。

 気を付けなければならないのは、アブラナ科の野菜であるために、アブラムシやアオムシなどの害虫が付きやすいので、必ず、ネットを被せなければなりません。

 そして、3週間~1か月に1回は、追肥を行う必要があるので、その都度、ネットを外さなければなりません。

 ブロッコリーは、野菜の中では、栄養素の王様といわれるくらい、ビタミン、カリウム、食物繊維などがぎっしり詰まっています。

 小さいお子様は、苦手な子が多いかもしれませんが(ウチの子も幼いころは、なかなか食べてくれませんでした。)、是非、一緒に育てて、食べてもらえたら最高ですね☆

4.ねぎ

 ねぎには、根の深い部分を育てる「白ねぎ」と地上の葉の部分を育てる「葉ねぎ」がありますが、「白ねぎ」を育てるためには土を深くする必要があるため、簡単に育てるなら「葉ねぎ」がおススメです。

 ちなみに、葉ねぎであれば、九条ねぎは香りも良く、簡単に育てることができるのでおススメです(^^♪

 葉ねぎの発芽適温は20℃~25℃と暖かい期間となっていますが、最近は3月に入ると気温が高く、晴天続きの日もあるので、3月中旬くらいに種まきしても十分育てることができます。

 どちらかと言うと、気温よりも、種まきしてから1週間以上、晴天の日が続く時期に栽培を始めるのが良いです。

 これは、葉ねぎが「好光性植物」と言って、たくさんの光を浴びて生長する品種なので、よりたくさんの太陽に当てることが大切だからです。

5.小松菜

 小松菜の発芽適温は15~20℃で、生育適温も15~20℃なので、3月から育て始めるのに最もおススメな葉物野菜です。

 そして、種まきから約1ケ月で収穫でき、失敗することが少ないので、初心者でもおススメの野菜です。

 ただ、難点は、アブラナ科の野菜に多い、害虫(特にアブラムシ)が付きやすいので、できればネットを掛けておくと安心です。

 以上の5種類の野菜が、私が3月から育て始めたいと思う代表的な野菜ですが、最近は気温の変化が激しいので、その時の週間天気予報を見ながら、育て始める時期を決めるのも良い方法です(^_^)

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