ぶどう(藤稔)の根域制限栽培を開始

ぶどう

 我が家で巨峰を育て始めて、今年で8年目に突入できることになりました‼

 猛暑にやられたり、害虫に侵されたり、様々な困難がありましたが、普通の一軒家の庭で良く育ってくれました♪

 夏に自宅の庭で、巨峰を採ることができるのは、とても幸せなことなんですが、そろそろ違う品種も育てたくなってきました(^^♪

 しかし、我が家の庭では、スペースに限界があり、畑への植え付けは無理です・・・

 でも、そんなウチ(家)でも、新たにぶどうを育てられそうな栽培方法がありました!

 それが、「根域制限栽培」です。

根域制限栽培とは?

 「根域制限栽培」というのは、遮根シート等を使ったポットなどに果樹の苗を植えつけて、地面と隔離された土の場所で育てることによって、樹の生長に合わせた水分や養分の管理を行っていく栽培方法です。

 この根域制限栽培は、ぶどうであれば、苗の植え付けから2年目で収穫でき、Y字の棚を作ることによって、人の目線の高さで着果して収穫できたりと、メリットが多いです。

 また、収穫までの期間が短いだけでなく、養分が実に行き渡りやすいので、高品質な実になりやすいので、糖度も高くなりやすいです。

 でも、メリットだけでなく、デメリットを言うと、根の広がりが限られているため、果樹の寿命が短くなる可能性があると言われています。

 ただ、根域制限栽培が始まったのが、まだ、数十年であって、樹の平均寿命が20年弱というだけで、中には、30年も実を成らせ続けた樹もあるそうです。

 家庭菜園で、育てるには、全く問題にならないデメリットですね。

 さて、そんな根域制限栽培を利用して、ぶどう栽培を始めることにしました☆

ルートラップポットを使った藤稔(ふじみのり)の栽培スタート!

 まずは、品種選びからですが、私の住んでいる京都丹波地域は、冬の時期の霧が濃いため、暖かい地域に向いている品種は育てるのが難しいかな?と思って、同じ地域で栽培実績があり、美味しい「藤稔」を育てることにしました。

 苗は、楽天で購入♪

 優良な苗がネットで買えるのは、ホント、良い時代だなって思います。

 ちなみに、この藤稔は、挿し木苗で1年目の苗です。

 そして、これが大事なんですが、根域制限栽培を行う遮根シートですが、ルートラップポットという不織布のポットを使うことにしました。

 まずは、届いた苗を取り出して、バケツに水を入れて12時間~24時間ほど漬けておきます。

 丸1日漬けた後、ルートラップポットに真砂土4:バーク堆肥1の割合で土を作って、そこに藤稔の苗木を植え付けします。

 肥料は、化成肥料か有機質肥料か?迷いましたが、巨峰が有機質肥料で十分に育っているので、同じ有機質肥料を使って土作りをしました(^^♪

 最後にたっぷり水やりをして、苗木の植え付け完了です!

 この苗木が1年ほどで、どこまで育ってくれるか?、また、楽しい家庭菜園が始まりそうです☆

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