ベビーリーフの間引き

ベビーリーフ

 3月29日に種まきを行い、20日間が経過したベビーリーフですが、今日、仕事から帰宅して確認したら、たくさんの新芽が生長してきました。

 既に5㎝以上の長さになった新芽が混み合ってきたので、1回目の間引きを行いました。

 既に日が暮れて、ベランダは真っ暗なので、プランターを部屋の中に持ち込み、家の中で間引き作業を行いました。

 家の中でも、家庭菜園の作業ができるのが、プランター栽培のメリットですね♪

1.間引きを行う必要性と時期

 ベビーリーフの種をまいてから20日目ですが、たくさんの芽を出しています。

 でも、園芸本では、必ず間引くように書いてあります。

 全部、残して成長させれば、それだけ収穫量が増えるのにどうしてなんでしょう?

 まず、大量の苗を育てるとそれだけ栄養が分散されることが挙げられます。

 露地栽培でもプランター栽培でも作物の栄養は土に含まれていて、たくさんの芽が出ていても、栄養素の量は同じです。

 たくさんの芽が混み合っているとそれだけ1つの芽が接種できる栄養素が少なくなります。栄養が不足していると成長も遅いし、できた作物の品質も良くありません。

 また、もう1つの理由として、葉が大きくなってくると葉っぱどうしが重なってきます。

 苗がたくさん生えていて、混み合っていると葉が重なることによって、太陽の光を浴びる量が少なくなってきます。特に、葉ものは水と栄養を吸収し、太陽の光をたくさん浴びて成長する作物ですので、浴びる太陽の光が少ないと成長に悪影響を及ぼします。

 最後の理由が、たくさんの苗が生えていると風通しが悪くなることです。

 ほとんどの植物が多湿状態を嫌います。ベビーリーフも多湿状態が苦手で、日当たりと風通しの良い場所で育てることがおいしいベビーリーフを収穫することにつながります。

 そして、間引きを行う時期ですが、芽が出て本葉が2枚になった時期に行います。

2.ベビーリーフの間引き方法

 さっそく、ベランダのプランターを部屋の中に持ち込んで、間引きを行います。

 間引きする芽の選び方ですが、芽と芽の間が1~2cmくらいになるように間引きます。また、間引く芽の見きわめ方ですが、次の3つのポイントを目安に選びます。

 ○葉の色が薄かったり、黄色に変色している。

 ○周りの芽に比べて成長が遅かったので、小さい。

 ○茎が細くてひょろひょろしている。

 そして、間引きの方法ですが、指でつまんで、そのまま抜いてもいいのですが、芽の量がたくさんあり、混み合っていると引き抜いた時に他の芽まで付いてきたり、土がごっそり抜けてしまうこともあります。

 なので、ピンセットを使って1本1本抜いていき、抜くときに土がごっそり抜けないように、手で土を軽く押さえながら抜きます。

 ちなみに、ピンセットは100均で売っているもので十分です。

 間引く間隔の目安は、新芽が1㎝間隔になるように、ピンセットで間引いていきます。

 30分ほどかかって、すっきりと散髪できた感じです(^^♪

 全体を間引くのは、これが最後で、あとは新しく生えてきた芽が混み合ってきたら、その箇所だけ間引く程度OKです。

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