きゅうりの支柱立てとネット張り

きゅうり

 

 きゅうりの苗を購入して、土植えしてから、20日が経過しました。

 まだ、それほどつるが伸びてきていませんが、これから大きく育っていってほしいですね。

 ちなみに、私が育てている野菜の水やりは、仕事からの帰宅後の夜に行っていますが、きゅうりに限っては、朝か夕方に水やりを行います。

 これは、きゅうりが夜間に一気に成長していくため、夜に水やりを行うと徒長といって、植物の茎や枝が必要以上に上に伸びすぎてしまい、途中の葉や実に栄養が行き渡らないことがあります。

 苗の植え付けをしたばかりで、まだ小さいうちは気にする必要がありませんが、大きくなっていったら、水やりは夜間にはしないように注意が必要です。  さて、今日は、きゅうりのつるが伸びてきたときのために、支柱立てとネット張りを行いました。

きゅうりのつるを伸ばすためのネット張り

 まず、ネットを張る畝の両側に支柱を立てます。

 きゅうりはネットに伸びていったつるに実を付けるため、ネットに負荷がかかるので、しっかりした太さの支柱を立てます。

 支柱は、太さ3㎝・高さ180㎝のものを使用しました。

 畝の両端に本支柱を立てますが、ネットを張る畝の端の方に本支柱を立てたほうが、収穫がしやすいです。

 これは、畝の真ん中にネットを張ると、きゅうりの茎がまっすぐにしか伸びないので、葉が重なってしまい、成長が弱くなるので、きゅうりの苗から、やや斜めに伸びていくように誘引した方が、太陽に当たる葉が多くなります。

 本支柱は畝の両側に、しっかりと差して、多少の負荷がかかっても倒れないくらい土の中に差し込みます。

 次にその本支柱どうしを支える支柱を横に固定します。

 この支柱は、本支柱よりも細くても良いので、太さ1㎝・長さ150㎝のものを使用しました。

 長さは、畝の長さに合ったものにします。

 そして、上下に2本、麻ひもを使ってしっかりと固定します。

 この麻ひもの固定がゆるいと、後々、支柱がずれてくるので、支柱がクロスしている全ての角にひもが通るように、しっかりと結んでおきます。

 最後にネットを張っていきます。

 まず。片側の本支柱の上側を麻ひもを使って、しっかりと固定します。

 そして、ネットの上側を本支柱どうしを支えている支柱に固定していきます。

 その後、片側の本支柱にネットの上から下までをしっかりと張って、麻ひもで固定します。

 反対側も同様に本支柱とネットを固定します。

 これだけでは、ネットがピンと張っていないため、きゅうりの実が付いた時に重さでネットがたるんでしまい、最悪の場合、きゅうりの実が地面に当たってしまう可能性もあります。

 そこで、私は、ネットの下側をマルチストッパーを使って、ネットがピンと張った状態にして固定します。

 こうすることによって、ネットが上下左右とも、しっかりと張った状態になります。

きゅうりの苗をネット側へ誘引する支柱立て

 ネット張りはしましたが、このままでは、きゅうりのつるがネットに巻き付いていかないため、ネット側に誘引する支柱を立てておきます。

 きゅうりの根がすでに張っているため、5㎝程離れた個所に斜めに支柱を差します。

 このときに、ネット側へ傾くような斜めの角度で、支柱を立てます。

 最後に、この支柱ときゅうりの苗を麻ひもで固定して作業完了です。

 これからの管理は、きゅうりは第5節目までのつると雌花は摘み取って、第6節目以降のつるを伸ばすように管理していきます。

 あとは、きゅうりは土の乾燥に弱いので、土が乾燥しきっていたら、たっぷり水をあげます。

 夏に向けて元気に育っていってほしいです☆

コメント