4月16日にミニ畑に2株、鉢に1株の苗を植え付けしたミニトマトのアイコですが、約40日経過して、大きく育ってきました!
まずは、露地栽培のミニトマト。
となりのじゃいもの葉もまだまだ成長していくので、ジャングル状態です(^^;
そして、鉢植えのミニトマト。
鉢植えのミニトマトも葉が大きくなって、ついに花が散った後に最初の実を付けてくれました♪
ミニトマトは、毎年、育てていますが、この最初の実が付いたのを見た時の嬉しさは変わらないですね☆
さて、大きく育ってきたミニトマトに茎の間から脇芽が出てきたので、早朝の家庭菜園で、脇芽取りをパパッとしました。
ミニトマトのわき芽取りをする必要性とやり方
ミニトマトのわき芽をそのまま伸ばしていくと、それが枝になっていき、どんどん広がっていきます。
そうすると、土からの養分がたくさんの枝に分散されて、おいしいトマトの実がなりません。
また、枝がたくさんになってくると、風通しと陽当たりも悪くなってくるので、実が大きくならなかったり、病気になりやすくなります。
このためにトマトの主枝と側枝の間から出てくるわき芽と取っていきます。
ただし、これから実を付けてくれそうな丈夫な側枝になりそうなわき芽は取らないように注意が必要です。
摘み取るわき芽は、主枝と丈夫な側枝の間から出てくる上の写真のような芽なので、分かりやすいです。
上の写真の赤い○で囲っている芽を摘み取っていきます。
摘み取るときは必ず、手で行うようにします。
園芸バサミでわき芽を取っていくと、若い葉がウイルス病などの伝染病にかかっていて、その芽をハサミで切って他の芽にも使用すると伝染しやすくなりますので、しっかり洗った手で、芽を取っていきます。
ミニ畑の露地栽培のほうも、わき芽が出ていたので、同じように摘み取っておきました。
わき芽は、3㎝未満の短い長さの時に摘み取らなくても、3㎝~5㎝の長さになってから摘み取ったほうが良いです。
というのも、わき芽は枝と枝の間の「成長点」と呼ばれる部分になって、この部分を若い間に摘み取ってしまうと、ミニトマトが勘違いして成長を止めてしまう可能性があるからです。
なので、わき芽を摘み取る長さの目安は、3㎝から5㎝くらいの時がベストです。
5月から6月にミニトマト栽培で起こりやすい害虫と病気
雨が多くなってくる湿気の高い時期に寄ってきやすい害虫の主な種類には、アブラムシ類とコナラジラミ類があります。
アブラムシ類は、黄色っぽい色のした1,2mmくらいの小さい虫です。
アブラムシ類が発生すると植物の葉っぱの汁を吸いとって枯らしたり、伝染病を植物にうつしたりします。
もし、アブラムシをミニトマトの葉に発見したら、すぐに薬剤散布するか、もし薬剤などの農薬をかけたくないなら、セロハンテープに引っ付けて取っていきましょう。
コナラジラミ類は、白色をした体調1,2mmくらいの小さい虫です。
昨年、私はこのコナジラミにレモンの木を食されてしまいました(>_<)
この虫の被害も葉っぱの汁を吸いとったり、伝染病をうつすことです。
少しでも、発見したら、セロハンテープやガムテープで取っていきます。
そして、梅雨の時期にミニトマトに起こりやすい病気には、葉かび病があります。
(タキイ種苗(株)HPより)
葉かび病は、葉の表面に淡黄色~褐色の病斑が現れて、葉の裏にはカビが発生します。
この病気は、湿度の高い下の方から発生しやすいので、発見したら病気にかかっている下葉のほうから取り除いていき、それでも広がっていくようであれば薬剤を散布します。
トマトは、他の野菜に比べて、病気にかかりやすい植物なので、葉の色と生育状態を頻繁に観察してあげるのが必要です。
これから、真っ赤な身を付ける時期で、毎日、収穫という日も出てくるので、そのついでに葉や茎の状態をしっかり観察することが大切ですね☆
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