ペットボトルを使ったリボベジ小松菜の栽培記録50日間

リボベジ

 不定期ではあるけど、スーパーで買った野菜の根元を利用してリボベジを行っています。

 リボベジ=Reborn Vegetable(リボーンベジタブル)の略で、野菜を再生栽培することです。

 私がリボベジを始めるきっかけとなったのは、ふと立ち寄った本屋さんで、この本と出会ったからです。

 「キッチンからはじめる再生栽培(ブティック・ムック)」

 リボベジ栽培の方法や準備するものが、とても分かりやすく書いています。

 今日は、3月2日にリボベジを開始した小松菜が、大きく生長し、収穫までたどり着きました。

 つまり、使い終わった1束の小松菜が、50日間で、また1束、増えたという嬉しい栽培方法です♪

 50日間の小松菜の栽培記録をまとめてみました。

1 料理で使った野菜の残りで水耕栽培を開始

 リボベジを行う野菜は、少し長めに根元を残します。

 これは、あまりに短すぎる根元だとなかなか生長が遅くて、大きな葉になるまで時間がかかるからです。

 小松菜の場合は、4㎝ほど長めに切って根元の部分を残します。

 この根元をHYPONeX社の「微粉ハイポネックス」を水に溶かした液体肥料に浸して、水耕栽培を開始します。

 このように発泡スチロールをくりぬいて、立てておくと小松菜が倒れることがないので便利です。

 水は毎日、交換しますが、5日に1回ほどは、微粉の肥料を混ぜた液体肥料に浸します。

 あとは、普通の水道水で問題なく育ちます。

 これを続けていくと、2~3週間で小松菜の葉が伸びてきて、底から根が伸びてきます。

 根が伸びてきたら、土植えに移し替えるタイミングです。

2 ペットボトルを使って土植えに移し替え

 右側の小松葉が水耕栽培を開始してから17日後の葉の伸びた様子です。

 底から根が伸びてきたので、土植えに移し替えます。

 まずは、鉢代わりのペットボトル鉢を作ります。

 カッターナイフを使ってペットボトルを半分にカットして、底の部分に6か所穴を開けます。

 穴の直径は、通水性と通気性が良くなるように1㎝くらいが、ちょうど良いです。

 そして、S字フックをかけるための穴を上の場所に2か所、穴を開けます。

 あとは土を入れれば、しっかりとしたペットボトル鉢の完成です(^^♪

 土は、昨年、使用した土をリサイクルした土を使います。

 野菜も再生、土も再生、そしてペットボトルを利用と、環境にやさしく経済的な家庭菜園です。

 ここに小松菜と水菜も植え付けます。

 少し土を掘って、底から1㎝ほどの箇所が土に埋まるくらい植え付けします。

 あとは、毎日、水やりをするだけで、追肥も必要ありません。

3 リボベジ小松菜の生長と収穫

 土植えしてから15日後の生長の様子です。

 天気にも恵まれたので、元気に生長していきました。

 元気に育てるコツは、風通しと陽当たりが良い場所にペットボトルを引っ掛けて育てることです。

 この場所は、日の出から昼頃まで太陽が当たり、風通しも良いので、我が家の中では最も野菜を育てるのに適した場所です。

 プランターだと下に置かなければならず、陽当たりが悪くなるので、どこでも引っ掛ける場所があれば、陽当たりと風通しの良い場所で育てることができるのがペットボトル栽培の良いとこです♪

 右の小松菜が、土植えしてから27日後の様子です。

 あと少しで収穫できそうになりました!

 そして、土植えしてから35日後、最初の水耕栽培の開始から52日後の今日、収穫サイズまでになりました。

 葉が大きくなって、真ん中から菜花が咲きそうな感じなので収穫することにしました。

 そのまま引き抜くと土ごと抜けてしまうので、根元を園芸バサミで切ってあげると綺麗に収穫できます。

 これで、約50日間のリボベジで小松菜が1束、採れました。

 ペットボトルを使ったリボベジは、使った野菜が倍に増える感覚なので、これからもどんどん増やしていきたいですね。

 すでに2つ目の小松菜と水菜を栽培中です(^^;

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