10日程前に花芽が出たのを確認したぶどうの木なんですが、今日、久しぶりに木を見たら、新芽がとんでもなく成長していて、大変な状態になってました!
こんなに新芽が成長して、たくさんの葉があったら、枝の先の新梢まで栄養が行かずにぶどうの実がなりません。
これまでも、新芽が出ることはあったんですが、ここまでの成長は初めてです。
2/28に堆肥をあげただけなんですが、これが葉の新芽の成長を促してしまったのかな?
とにかく、このままだと、実の付き具合に影響するので、あわてて、今日、芽かきを行いました。
ぶどうの木の芽かきのやり方
ぶどうの芽かきを行う必要性については、以前に書いたように、1つの芽に栄養を集中させて、実りの良いぶどうを育てるためです。
そのために、1つの芽からたくさんの芽が出たときは、一番成長の良い芽以外の芽を取り除く作業を芽かきと言います。
例えば、この芽の芽かきは、1番先端の少しピンクがかった芽以外の芽を茎の根元から切り取ります。切り取りには、園芸ハサミを使って切り取ります。
これが、芽かきを行った後の、ぶどうの木です。
私のぶどうの木の品種は巨峰で、樹勢が強く、毎年、枝の先の方に実をならせるので、主幹の枝も実がならないのであれば、切った方が良いかもしれませんが、まだ、4月なので、もう少し様子見することにしました。
ぶどうの木の剪定や芽かきは、プロのぶどう農家でも難しいらしいので、ぶどうの成長を見ながら慎重に行う必要があります。
そして、芽かきをしていたら、新芽の茎の部分に透明のつぶつぶが付いていました!
これは、真珠腺と呼ばれるもので、ぶどうが発芽して、先端に栄養を供給していく時に、途中で溢れた樹液が付いたものです。この真珠腺が現れているってことは、ぶどうがぐんぐん成長している証拠なので、本来は良いのですが、私のぶどうの木のように木の根元に近い主幹のところで、この真珠腺が現れているのは要注意なんです。
というのも、本来、ぶどうの木に実がなるのは、もっと先端の新梢のところです。この根元に近い部分に栄養が集まってしまうと新梢のところまで栄養が行っていない可能性があります。
なので、今日、芽かきをやって正解だったと思います。
芽かきした新芽や葉っぱっておいしいの?
たくさん新芽が出ていたので、芽かきした後、これだけ取れました。
手触りとしては、少し厚い大葉みたいな感じです。
昨年までは、少ししか芽かきしなかったんですが、今日は、たくさん取れたので、天ぷらにして食べることにしました♪
(調理方法)
1 ぶどうの新芽を水で洗って、しっかり水を切ります。
2 ボウルに小麦粉1:片栗粉1:冷水1.5の割合で混ぜ合わせます。
(天ぷら粉でもOKです。)
3 このボウルに混ぜ合わせた粉にぶどうの新芽をさっと付けて、油で揚げます。
すぐに火が通るので、カリッと揚がったら、さっと上げて完成です。
ぶどうの新芽は酸味があるので、食べるときは少しだけ塩を付けて食べると美味しいです。
ワイナリーのたくさんある山梨県では、ぶどうの新芽は5月のGW前にしか取れないので、季節限定メニューでレストランでも出されることがあるそうです。
今日は、そんなことを知ったので、白ワインと一緒にぶどうの新芽の天ぷらを頂きました♪
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