ブドウの剪定

ぶどう

こんにちは、珠子です。

今日で2月も終わり。一昨年から、1~2月の間にしておかないといけないブドウの剪定作業があったことを思いだし、今日はブドウの木の剪定をしました。

このブドウの木は、5年前に植えたのですが一昨年から実がなるようになり、毎年、20房くらいは収穫できます。

最初の3年ほどは全く実がならず、「ほんとに実がなるのかな~?」と思っていましたが、一昨年に見事に着果!

それからは、冬の時期のメンテナンスもするようになり、毎年冬の時期に、しっかり剪定するようになりました。

1.ブドウの種類と剪定

ブドウの剪定は、品種によって短梢(たんしょう)剪定と長梢(ちょうしょう)剪定という剪定方法に分かれます。短梢剪定は、剪定するときに枝の付け根から数えて2~3芽だけを残して短く切る剪定方法で、品種にはマスカットやデラウェアなどの品種があります。あまり詳しくは分からないのですが、これらの品種は樹勢(木の栄養を行き渡らせる勢い)が弱いのであまり枝が長いと先まで栄養が行き渡らないので短めの芽のところで剪定をするようです。

これに対して長梢剪定じゃ、枝の付け根から数えて4~7芽くらいを残して切る剪定方法で、品種ではピオーネや巨峰がこの剪定を行います。ピオーネや巨峰は樹勢が強いので木の先まで栄養が行き渡るので長めに残します。

珠子家のブドウの品種は巨峰なので長梢剪定でやっています。

長梢剪定といっても、昨年、収穫できた枝はだいぶ枯れていますので、それらの枝は根元からカットし、今後、実を付けそうな枝を選んで、その枝は4~7芽を残すようにカットします。

2.ブドウの木の剪定するときの注意点

ブドウの木を剪定するときに一番、注意しなければならないのは、ブドウが春に向けて成長しようとしている枝を切ってしまうことです。

これらの枝を切ってしまうと枝の幹から樹液が出てきて、成長をじゃましてしまいます。

だから、剪定は1~2月のブドウの木が生長を休んでいる時に行います。

珠子が、剪定するときは、昨年、実を付けた枯れ果てた枝は、枝の根元から切り、その後に今年、芽を付けそうな枝の先をカットしていくようにします。

とはいっても、プロのブドウ農家の方も剪定は難しいらしいので、珠子は必要最小限にとどめてカットしています。ここが剪定の難しいところです。

最初は、珠子も昨年実を付けた枝のみカットして、その年に実を付けそうな枝はカットせずに先端まで残したらいいじゃん と思っていましたが、ブドウというのは、樹勢が強くなりすぎても、枝や葉の方に栄養が回ってしまい果実の品質を落としてしまうそうなんです。

その時に、剪定方法を調べて巨峰は長梢剪定(4~7芽残してカット)する方が良いことを知りました。

なので、巨峰にとって大事なのは、剪定時期(1~2月)と剪定する枝の見極め(4~7芽残して剪定)なんです。

せっかくの実のなる枝を切ってしまうのはもったいないですもんね。

3.ブドウの追肥

ブドウは基本的には肥料を与えなくても大丈夫です。自然の水やりだけでもこんな感じで収穫できます。

これは、昨年の収穫時の写真ですが、肥料を全く与えず、春頃から乾燥した日だけ水やりをやっただけで、立派に実を付け収穫できます。

ただ、一昨年と比べて昨年の方が小ぶりだったので、今日、木の根元の土に堆肥だけ少し与えておきました。

堆肥をまいたあとは土と混ぜて少し水やりをしておきました。

今年も豊作でありますように。。。

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