木を庭のミニ畑に植え付けして8年目を迎えた我が家の巨峰です。
3年目から5年目は立派な巨峰が収穫でき、6年目は害虫(ブドウスカシバ)の被害に合い、収穫ゼロ
、7年目の昨年は害虫対策をしっかり行い収穫できました。
そして、今年は、無事、枝葉が伸びてきて、たくさん萌芽してきました(^^♪
巨峰は、ぶどうの中でも、家庭菜園で育てるのが比較的、簡単です。
その原因として、木の育つ勢いである樹勢が強いので、1~2年かけて根が土にしっかり根付くと、どんどん葉や枝が伸びてきて、成長していきます。
しかし、そのまま葉や枝を自由に伸ばしていくと、実もたくさん成りますが、甘みがあり形の良いぶどうに実りません。
そこで、栄養分をたっぷり含む実を育てるために、余分な枝や葉を摘み取っていく摘芯という作業を行います。
ぶどうの木の摘芯作業
4月に芽かき作業を行いましたが、主枝からたくさんの側枝が伸びてきました。
このまま放置してしまうと、栄養分が枝にばっかり、分散されてしまうので、枝の先端部分を切っていきます。
摘芯を行う位置の目安ですが、枝の根元からの葉数を数えて枝の先端を切るようにします。
葉数の目安ですが、ぶどうの品種によって異なり、樹勢が強い品種ほど枝元からの葉数は少なめにします。
樹勢の弱いデラウェアは20葉くらい、シャインマスカットは10~12葉くらい、樹勢の強い巨峰は7~8葉を残して、先端を摘芯します。
さっそく、うちの巨峰の枝を確認していきます。
枝の根元からの葉数を数えていき、7枚目の葉までを残し、そこから先の枝を園芸バサミで切って、摘芯します。
巨峰の枝の誘引作業
もう1つ、この時期に行う作業に枝の支柱への誘引作業があります。
これは、ぶどうの枝が上へ上へ伸びてしまうと、葉が重なり合ってしまい、下の方の葉にほとんど太陽が当たりません。
ぶどうも他の植物と同様に葉が光を浴びて成長するので、たくさんの葉全体が太陽を浴びるようにしなければなりません。
そのために、上へ伸びていった葉を支柱へ固定することによって、たくさんの葉が日光に当たります。
なるべく他の枝や葉が混み合ってない場所へ誘引します。
ビニルテープなどを使っても良いですが、雨に弱いので、私は麻ひもを使って誘引しました。
枝を誘引するときには、折れてしまわないように、ゆっくりと支柱へ誘引するのがコツです。
今日は、誘引が必要な枝が3本だけでしたが、この誘引作業も摘芯と同じように、上へ伸びてきた枝があれば、これからも行っていきます。
ぶどうの木の管理は、腕を伸ばして体を使いますが、朝から作業をすると心も癒される気がします♪
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