いちご栽培の冬の管理とネット掛け

いちご

 昨年から育てていたいちごの小苗がたくさんできて、10月24日にその小苗を植え付けてから1か月以上が経過しました。

 長さ1.5mのミニ畑に3苗とベランダのプランター2つに6苗を植え付けしましたが、今のところ、枯れることなく育っています。

 1階のミニ畑のいちご

 2階のベランダのプランターのいちご♪

 冬のいちごの管理は、土を乾燥させない程度に水やりをたまにするだけですが、栽培している地域の環境によっては少しだけ栽培管理をする必要があります。

 私の住んでいる所も霧がたくさん出る地域なので、朝方には霜が降りていることも多いです。

 いちご栽培にとって、冬の一番の敵は霜害なので、昨年と同じように霜害防止のためのネット掛けを行いました。

いちごの畝にネット掛け

ミニ畑に植え付けしたいちごは、しっかり根を伸ばし、大きく成長していっています。

 この畝で育てているいちごは、屋根などがないので、霧が濃い日などはいちごの葉に水滴が付いているので、これが原因で葉を枯れさせてしまうことがあります、

 よく、野菜に霜が降りて霜害と言われる「野菜の葉が霜に当たって壊死(えし)してしまう栽培被害」が霧によっても現れてしまうことがあります。

 そこで、霧による害を防ぐために、いちごの畝にネット掛けをしました。

 このネット掛けをすることによって、霧が多い日でもいちごの葉に水滴や氷が付着することを防ぎ、葉が腐ることを防ぐことができます。

 用意するものは、トンネル支柱3個(畝の長さ1.5mほどの場合)、ネット(幅90㎝×長さ1.5m~1.7m程度)、洗濯ばさみ9個です。

 トンネル支柱を畝の両端に差していきます。

 あとでネットを掛けやすいように支柱の高さが同じになるように差します。

 その上にネットを掛けていきます。

 園芸用にネットには、縦の線が入っているので、その線と支柱が直線に重なるようにネット掛けするときれいにゆがむことなく掛けることができます。

 ネットを掛け終わったら、洗濯ばさみでネットと支柱を固定したら完了です。

 害虫予防のネット掛けではなく、霜害防止のためのネット掛けなので、トンネルの両端はネットを掛けなくても大丈夫です(^^♪

 これで、ミニ畑の霧や霜の被害を抑えることができます。

ベランダでプランター栽培しているいちごの冬の管理

 我が家の2階のベランダで育てているいちごは、ビニル付きの菜園棚でプランター栽培しているので、霧の被害に合うことはありません。

 夜になったらビニルのファスナーを閉めてしまうので、外から水気が入ってくることはありません。

 プランター栽培の冬の管理は、土が乾燥したら水やりをしてあげる程度です。

 私の水やりも、3日に1回、土を湿らす程度の水やりで元気に育っています。

 しかし、注意しなければならないのは、葉が腐ったように枯れてしまったときです。

 葉の症状としては、茶色に枯れるのではなく、黒色のカビっぽく枯れてしまったときは、葉が病気にかかっている可能性があり、そのまま放っておくと株全体に病気が蔓延してしまうことがあるので、すぐに対策を行う必要があります。

 私のプランターのいちごも、黒く枯れてしまっている葉があります。

 このような葉を発見した時は、すぐに葉の根元から切って処分します。

 葉の症状だけを見ても、ウイルス性の病気かどうかは分かりませんが、すぐに切って処分しておきます。

 枯れた葉を切り取っても、新しい新葉が生えてきているので、また、大きくなってきます。

 このように、いちごの冬の管理はそれほど作業が必要ありませんが、葉がカビのような模様で枯れかかった時だけは、葉の根元から切って処分しておけば大丈夫です。

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