10日前に初収穫をして、3日前にも収獲をしたミニトマトですが、昨年より糖度計を使って、収獲したミニトマトの糖度を周期的に測定していました。
ミニトマトは、ほぼ毎年、育てていて、もう10年ほど続いているのですが、市販のミニトマトの甘さと自分の育てたミニトマトの甘さがどれだけ違うのか?を客観的に知りたかったのが始まりでした。
そして、最近では、安価だけど割と正確な糖度計がネットで購入できるようになったので、金銭的にも気兼ねなく、糖度測定ができるようになったことも大きな要因です。(精密な糖度を求めるのであれば、高価な糖度計が必要になりますが、家庭菜園でそこまで求める必要はないな~っと思って、ネットで購入した糖度計で楽しむようになりました。)
今年も収獲が始まったので、3日前に収獲して冷蔵庫で保存していたミニトマトのアイコの糖度を測定してみました。
しばらく使ってなかったので、糖度計のセッティング
糖度計は、C-Timvasion社製の糖度計を使っています。この糖度計は、使用する場所の気温によって、誤差が生じるので、その都度、調整が必要になります。前回、この糖度計を使ったのが3月で、その時の気温と今の気温差が20℃以上あるので、まずは、今の気温差に適合するようにセッティングを行います。
セッティングには、水道水を使います。
測定する板(青いプリズムと呼ばれる部分)に水道水を2~3滴、たらして透明の蓋を閉めます。この時に、このプリズム全体に液が浸透するようにします。
液がプリズム全体に浸透したら、接眼鏡から覗いてみます。
上の青色の部分と下の白色の部分の境界線が、ちょうど0の目盛になるように目盛規制ネジを回して調整します。境界線が、0の目盛のラインと合ったらセッティング完了です。
セッティングが完了したら、実際のミニトマトの野菜汁の糖度を測定します。
市販のミニトマトと3日前に収獲したミニトマトの糖度比べ
まずは、スーパーで市販されていた糖度の測定をしました。
熊本産のミニトマトです。
ミニトマトを手でつまんで、つぶすようにして野菜汁を絞り出します。
この時に、種などが混じってしまうと正確に測定ができないので、汁だけをプリズムにたらすようにします。プリズム全体に4~5滴たらせば十分です。
市販のミニトマトの糖度は、およそ5.8%でした。
続いて、家庭菜園で収穫したミニトマト(アイコ)の糖度を同じように測定します。
アイコは、皮が厚いので、市販のミニトマトよりも力を入れて押しつぶしました。
同じ要領で、糖度計の測定をします。
写真では分かりにくいですが、およそ5.6%でした。
まだ、採れ始めたばかりのアイコなので、糖度も低めですが、昨年の千果の最初に収獲した実の糖度は5%に届かなかったので、今年のアイコは出だし順調でしょうか!?
ちなみに、昨年、栽培していた千果の糖度は、最初、5%に届かないくらいでしたが、8月になると糖度7%を超えてきたので、これからが楽しみです。
このように、家庭菜園で育てた野菜と市販の野菜の糖度を比べ合って、市販の野菜を超える経験をするのも家庭菜園の楽しみの一つですね♪
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