大雨が降った後のプランター菜園のお手入れ

家庭菜園日記(野菜)

 昨日の京都は、記録的短時間大雨情報が出されて、土砂降りの1日でした(>_<)

 今日の朝、家庭菜園の野菜の様子を確認すると庭の野菜や果物は、それほど被害がありませんでしたが、プランター菜園の野菜は、雨の跳ね返りの土汚れや、プランターの下のトレーの水がいっぱいになっていたりと、散々なあり様になっていました・・・

 そんな、大雨が降った後は、湿気と汚れなどで、カビが生えたり、虫が発生したりして、病害虫が発生する確率がとても高くなります。

 よって、大雨が降った後は、なるべく早くプランターから湿気を取り除いたり、害虫対策を行う必要があります。

大雨が降った後の病害虫対策

1.湿気を取り除き、プランターを陽当たり・風通しの良い場所へ移動する

 雨が降りそうな日は、プランターを菜園棚に移して、一番上に屋根代わりになるものを載せて、雨除け対策を行っています。

 しかし、昨日のような豪雨級の大雨になると、横からの雨もきつくて、ほぼ全てのプランターが土砂降り状態になっています。

 そのため、長い間、多湿状態が続くと病害虫が発生する原因になるので、雨が上がったら、なるべく早く、陽当たりと風通しの良い場所へプランターを移しています。

 我が家のベランダでは、菜園棚の一番高いところが陽当たりも・風通しも良いので、虫がつきやすいベビーリーフやレタス系の葉物野菜のプランターを菜園棚の上へ置いておくようにしています。

 また、プランターの下に敷いているトレーに水が溜まっていれば、空っぽになるまで流してしまいます。

 こうすることによって、早いうちに多湿状態から解放してあげることができます。 

2.殺虫・殺菌剤を散布する

 雨が降った後は、野菜の葉も湿っていて、この多湿状態を好む害虫はたくさんいます。

 特にアブラムシは、多湿状態で繁殖を始めると手が付けられなくなります。

 そのために、ある程度、葉の水気が落ちたら、殺虫・殺菌剤を散布します。

 化学農薬を気にしないのであれば、住友化学園芸の「ベニカXネクストスプレー」が効果があり、おススメですが、今年から有機栽培に挑戦しているので、オーガニックでも使える住友化学園芸の「ベニカマイルドスプレー」を使っています。

 この殺虫・殺菌剤の成分は食品成分でできているので、収穫の前日まで散布することができます。

 化学農薬に比べると効果は劣りますが、害虫の増殖や病気は抑えられています。

3.土カビ防止にやさお酢を散布する

大雨にさらされたプランターには、緑色の苔みたいなものが発生する場合があります。

 せっかく、発芽したリーフレタスもこの状態です。

 これは、藍藻(らんそう)と呼ばれる藻の一種で、コケだともっと、植物のような上に延びたものになりますが、それほど雑草のように生えたわけではなく、緑色のカビみたいな感じです。

 これを、このまま放置していては、小バエが飛んでくる原因になったり、太陽の光が土に行くのを遮られたりして、植物の生育にも良くないです。

 そこで、表面の藻を処分して、上からアースガーデンの「やさお酢」をかけておきました。

 お酢の成分は、藻だけでなく、コケの繁殖予防効果があるので、生えてきたものを一度、撤去して、その上から散布しておくと、次には生えてきにくくなります。

 この「やさお酢」は、虫の忌避効果もあるので、野菜の葉や茎に散布して、そのまま、土にも散布できるので、とっても簡単です。

 大雨の後のプランター菜園は、上記の3つの作業をすることにより、病害虫の発生の確率を抑えることができます♪

雨が降った後の間引きは簡単!

 1週間前に種まきしたラディッシュとベビーリーフの新芽がたくさん出てきていました。

 雨が降った後は、土が湿っていて、乾燥状態に比べて締まっているので、間引きが行いやすくなっています。

 まずは、ラディッシュの間引きを行いました。

 1か所に2粒ずつ種をまいたので、2本の新芽が出ています。

 この2本のうち、元気そうでない芽を間引き1本にしていきます。

 普段なら、ピンセットを使わなければ、土が盛り上がってきて隣の芽も一緒に抜けそうになりますが、雨降りの後は、手を使って簡単に引き抜くことができます。

 きれいに間引くことができましたが、新芽が地上部に徒長しすぎています。

 このままだと、本来、丸い根のできる場所が地上部に出てしまっており、ラディッシュの丸い根に成長しないので、株元に培養土を盛っておきました。

 こうすることで、土の中でラディッシュの色づいた丸い根に成長していきます。

 次にベビーリーフの間引きです。

 極力、少なめに種をまきましたが、それでも、1か所に2~3つの新芽が出てきていました。

 ベビーリーフも1か所に1つの新芽が育つように、葉の色が悪かったり、茎が折れそうな弱い芽を間引いていきます。

 ベビーリーフも、普段はピンセットを使わないと間引きできないですが、雨ふりの後だと、指2本で簡単に引き抜くことができるので、ベビーリーフの間引きは雨降りの後がおススメです。

 雨降りの後のプランター菜園は、色々と作業がありますが、これを怠ってしまうと元気でおいしい野菜が採れないので、朝から頑張りました(^^♪

 そして、庭の畑では、今日もきゅうりとミニトマトが採れました。

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