冬でも育ったリーフレタス栽培

リーフレタスの育て方

 10月31日に種まきを行い、冬もの間も、育ち続けていたリーフレタスの最後の収穫を行いました。

 このプランターには、3株、植えていましたが、真ん中の株はすでに撤去し、左の株も生長がストップして、小さくなりましたが、右の株の最後の葉を収穫しました。

 最後の収穫は、9gと少なかったですが、約5か月間、寒い冬も乗り越えてくれました♪

 昨年の春に栽培したリーフレタスの種まき~最後の収穫までも5か月間だったので、生長期間は、春も冬も変わらなかったです。(収穫量は、だいぶ違いますが。。。)

リーフレタスの栽培記録(2021年4月~8月)
 4月26日に2つのプランターに種をまいて、6月から収獲できていたリーフレタスの葉が、そろそろしおれてきました。 手前の白いプランター2つが、6月初めから収獲し続けていたリーフレタスです。 3ヶ月の間、たくさんの葉が収獲出来ました。 さすが

 今日でリーフレタスの冬栽培が終わったので、種まきからの栽培記録をまとめてみました。

1 10月末に種まき開始

 冬栽培であっても、最初の種まき方法は同じです。

 プランターに土を入れて、15㎝間隔に深さ5㎜程度の穴を空けて、そこに4~5粒ずつの種を入れていきます。

 土は、使用済みの土をリサイクル処理した再生土を使用しました。

 新しい培養土よりは、再生土のほうが生長が良いので、ある限りは再生土を使うようにしています。

 種をまいた後は、土を被せて、土全体を手でゆっくり固めて、水やりをして、なるべく太陽の当たりやすい場所へ置いておきます。

 水やりは、秋~冬なので、土が乾燥したら全体が占める程度に水やりを行います。

 種の品種は、サカタのタネの「グリーンリーフレタス」を1年間通じて使いました。

2 冬のリーフレタスの発芽と追肥

 種まきから2週間ほど経過したら、発芽してきました。

 春や夏まきは、1週間でちょっとで発芽してくるので、秋のほうが生長はゆっくりです。

 ちなみに、11月に入ると我が家の地域は、朝方の気温が3~5℃になり、ぐっと冷え込んできます。

 種まきから3週間ほど経過した頃に、最初の追肥を行いました。

 追肥の量ですが、春まきや夏まきの場合は、1株に3gの追肥を2~3週間に1度、行っていましたが、冬の栽培は、最初の追肥の量も1株当たり1.5gと半分の量にし、追肥もこの1回のみです。

 あまり、肥料を上げすぎると肥料やけを起こしたり、冬でもアブラムシが発生するので、このくらいの追肥量でも十分でした。

3 冬に備えてビニル菜園棚での栽培

 リーフレタスの生育適温は、本来、15℃~20℃なので、11月に入ってからの気温一桁台は、成長にとって好ましい気温ではありません。

 その寒さをちょっとでも和らげるために、菜園棚にビニルを被せて冬対策を行いました。

 このビニルを被せるだけで、ビニル内の気温が5℃は違ってきます。

 さすがに冬は冷え込みますが、天気の良い昼間なんかは、外気温10℃近くでも、ビニル内は20℃以上になる日もあります。

 この昼夜の寒暖差のおかげで、無事に冬を乗り越えることができたと言っても良いくらいです。

 天気の良い日は、前面のビニルをまくり上げて温度調節できるにも利点です。

4 冬のリーフレタスの初収穫と総収穫量

 12月も終わりになり、種まきから約2ヶ月が経過しても、春栽培や夏栽培と比較すると生長がとてもゆっくりでした。

 奥のリーフレタスは9月に種まきしたもので、10月末に種まきしたものは、手前のプランターです。

 そして、初収穫は、種まきから約3か月後の1月末でした。

 冬に育ったリーフレタスは、葉が引き締まっていて、春栽培よりもシャリシャリ感が強くて、味もしっかり付いていました。

 そこから今日まで、約2ヶ月間にわたって収穫し続けることができました。

 ちなみに、2か月間の全ての収穫量は91gでした。

 昨年の4月~8月までに育てた1つのプランターでの全ての収穫量が342gだったので、かなり差がありますね(^^;

 それでも、冬でもしっかり育ってくれるリーフレタスは、サラダなどに重宝するし、とっても栄養価が高いので、年中、家庭菜園で育てるにはおススメです。

 そして、次のリーフレタスもしっかり、生長を続けています♪

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